"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> wrote in message news:h3z1b.10$Ce5.5@news1.dion.ne.jp...
> > 昔はうまくまわすなんてことをいちいち考えなくても小作人が上納して
> > くれたわけですね。ところが小作人自体が否定されてそういう上納
> > システムが崩壊したからうまく立ち回れなかったんでしょう。そういう
> 
>  そんなことをしていたら、農地解放がなくても没落するでしょう。
>  キミ自身が言ってたはずだけど、大規模に農業を営む者は、
>  リスクヘッジをしなければやっていけません。

いくつかの不作を乗り越えてやってきたんだからある程度以上の規模の
地主になっちゃうとちょっとやそこらじゃ没落しないんでしょうね。
ですから、農地解放は決定的な打撃だったんでしょう。

>  商品相場や経営の多角化によって、農業と言う天候や相場に
>  左右される産業の脆弱性を、金を回すことで補っていかなければ
>  いけないわけです。
>  つまり、キミの爺さんは農地解放がなくても没落していたわけですね。

わたしのおじいちゃんの実家です。かつてほどの規模はないにしても
いまでもそれなりに立派な屋敷でしたよ。(笑)

> > >   金持ちが贅沢をするために、貧乏人にお金を落とす。
> > >   その金を使って、貧乏人は自らの生計をたてる。
> > >   で、その金はまた金持ちに吸い取られていくわけだが……。
> >
> > それが良い社会なわけだよね?君の論理だと。
> 
>  良いかどうかは知りませんが、それ以外に解はないと思います。

お金の良心に依存できませんね。良い例が現在の日本です。お金持ちは
お金を使いません。貯める一方。そんなんじゃ、経済は不活性になります。

君の理屈の弱点は、「自制心」とか「良心」とかそういったものに頼ろうと
するところ。現実はシステムがきちんとしていない限り「自制心」は働きませんし
アメリカ人のように「良心」で多額の寄付をするなんてこともありません。

私の解は否応なくお金が還流するようにシステムを修正することです。
それ以外にも解はあるかもしれませんがとりあえず私なりの解です。