2003,8,22朝日
   国民年金未納の場合、個人年金控除なしに 厚労省方針
   厚生労働省は今月末に財務省へ提出する来年度の税制改正要望で、
   国民年金の保険料を納めない人が民間の生命保険会社などが
   販売する個人年金に任意加入している場合、
   保険料に対する控除を認めないよう求める方針を固めた。
      http://www.asahi.com/politics/update/0822/002.html


《厚労省、時代逆行、年金改革。》

ほんま厚労省のやる事はトンチンカンが多い。

たとえば『郵便局の利用者が少ない』と言って、民業に不利な条件を新しく付けるの
ですか?
どうかしてる。
利用者が少なくなれば、そうならないように『厚労省は経営努力して魅力を増せば良
い』のです。
当たり前ではないか。
それを経営努力は全くせずに?
権力を使って無理やり利用させる?
民業を不当に圧迫する?
話になりません。


《日本は自由の国だ。年金をどこにしようが自由のはずだ。》

日本は自由の国でしょう?
これらの国民は、『国のお世話で暮らさなくとも自分で何とかする』と言っているん
でしょ?
だったらそうさせたらどうですか?
民業を伸ばし税金も払ってくれる。
国とすれば歓迎すべきものではないか。
国は『ならば御自分でどうぞ』と言えば良いだけです。

国民の価値観は多様なのです。
公的保険に入りたくない人だっている。
これを無理やり加入させよう、と言うほうがどうかしてる。
年金などどこに入ろうが自由でないとおかしい。

『すべての国民を同じ制度に強制加入させる』
と言う、基本的考えかたが、既におかしいのです。
日本は自由の国です。
国のやる制度に魅力がないと感じたら、他のものを選びます。
魅力があったって他にする人だっている。
どうしようが個人の自由だ。
当たり前ではないか。

『いいえ厚労省がすべての国民の老後の面倒を見ます?』
情報化社会でどうなるかも判らないのに、そんな約束などできるはずがないでしょ
う。

国民の自由にさせ、落ちこぼれはNGOを奨励育成して救って行くようすれば良いの
です。



《加入者だけでやりくりせよ。》

すべての人が年金暮らしできる?
大嘘だ。
机上の計画に過ぎない。
国民皆保険などとっくに破綻しています。

形骸化して、名目上の概念を追いかけ企業を苦しめると言うんでしょ?
お話になりません。

官業は引っ込み、民間企業の業績を伸ばすようにして当たり前です。
厚労省はどうせ年金暮らしを保障できないのだから、国民が払う範囲でやりくりせ
よ。
6万7千円も5万も同じです。
小遣いなんだから。
どうせ小遣いしか支給できないんでしょ?
だったら、今の範囲でやりくりすれば良い。

また『年金ではなく小遣い支給』と現実をみとめれば、すべての国民が公的保険に加
入しなくても良いでしょう。


《すべての国民が、公的年金で老後年金暮らしなどできない。》

厚労省は、どうせすべての国民に、年金暮らしは保障できないのです。

こうやって、厚労省が無理して保険税を集めたところで、すべての国民に年金生活が
保障できるわけではないのです。
まず、6万7千円では生活できず保障になっていない。
また、1万3300円が払えない人は半額にできる制度があったはず。
これらの人はもっと金額は少ないのだ。
厚生年金だって生活できない水準の人は多い。
これらの人を厚労省は生活保護費を支給して面倒見るつもりか?
そんなことできるはずもありません。

国民皆年金と言うが、年金暮らしなどできませんね。


《年金暮らしを保障すると言う看板を下ろせ》

また情報化社会は革命と言われているのです。
国民生活はどうなるかもわからない。
それを50年100年先まで保障する?
できませんね。
この面からも無理です。

だったら、『国民すべてに年金暮らしを保障する』と言う看板を下ろせば良いので
す。
『国民全てが公的年金で年金暮らしはできない』と言えば良いでしょう?
そうやって、入っている人だけでやりくりすれば良いのです。
そうすればすべて、無理なく進むのです。

厚労省ができもしないことを言って、辻褄をあわせ、ごまかそうとするのをやめれば
良いだけです。



《小遣い支給と現実をそのまま語れば良い。》

国民皆年金と言うからウソなのです。
暮らせるよう責任を持とうとあせる。
無理をするようになります。
現実をありのまま言えば良い。

『小遣い支給です。年金では暮らせません。』といえば良いのです。
『国民は自由に好きなところに加入してください』と言えば良いでしょう?
そのため、6万7千円が5万あるいは4万になったところでどうせ小遣いです。
問題ありません。