Kiyohide Nomura wrote:
> アメリカ軍や、国連まで標的にしているのは、
> 「旧フセイン支持勢力の残党」
> 「アルカイダ関連グループ」
> 「イラク地元の反アメリカ勢力」
> # アメリカ軍に殺害された民間人の部族とか。
> 「パレスチナゲリラ崩れ?」

神浦元彰氏は、アルカイダ(のような国際的イスラム原理主義勢力)説みたいです。
http://www.kamiura.com/new.html?010505a
----ここから----
 今まではイラクから米軍を追い出すために襲撃や攻撃が行われた。しかし国連
爆破は逆に米軍をイラクに留めるために攻撃した。イラクで国連展開を阻止し、
米軍撤退を不可能にする為である。この目的は14万数千人のイラク駐留米兵を
ゲリラ戦で人質にとり、米国に中東政策や石油政策に抵抗力を強めるためである。
 それでは誰が行ったのか。アメリカは信じたくないだろうが、これは旧フセイ
ン勢力のような爆破テロではない。たとえばアルカイダのような、国際的なイス
ラム原理主義過激派であると思う。米軍はイラク戦争でイスラム原理主義過激派
の罠にかかった。米軍はイラクというイスラムの戦場に誘き出された。すでにシ
リア、ヨルダン、サウジなどから、イスラム過激派原理主義者の姿が消えた。お
そらくイラクに潜入したと考えられる。そのような新たなテロ勢力が動き出した
証ではないか。
----ここまで----

荒唐無稽な説にも見えますが、ありえない話でもありません。

アメリカ兵襲撃がつづき、国内世論もそれに嫌気がさしてきたので、そろそろ、
イラクの治安管理は国連にお任せしようかという矢先に、国連のやる気をくじ
き、それによってアメリカ軍をイラクに釘付けにして、テロの脅威にさらしつづ
ける、というのは、確かにブッシュ政権にとってはいやでしょう。

> Kaz Hagiwara <K.Hagiwara@gu.edu.au> writes:
>>このままの状態が続いて困るのは、とりあえず当事者のアメリカ現政権と
>>イラク国民ですが、じゃ、続くと得をするのは誰かということですね。

と考えたとき、それは「反米勢力である」という答えなら、それはそれで筋が通
ります。それがアルカイダと特定できるかどうかは別として。

萩原@グリフィス大学