大阪大学の齊藤です

IKEDA Kenji wrote:
> In article <3F402F92.9C78DB69@ht.sakura.ne.jp>,
>    IIJIMA Hiromitsu <delmonta@ht.sakura.ne.jp> wrote:
>>というわけで、root のシェルは sh のままにしておくのが定石です。

> これは、SVR4 系の「定石」かな?

SVR1時代にすでに定石だったとおもいますよ。
cshはSystemIIIの時代にすでに移植例があります。
もちろんこのころはkshはなく、デフォルトのシェルはshな
わけすが。rootのシェルをsh以外にすると、root権限で
suとかsystem()を使うツールやスクリプト群がうまく
動かなくなってしまうから、、、だったような記憶があります。
定石と言うよりは必須要件ですね。

> BSD 系では root の shell は /bin/csh が普通。
4.3BSDではすでにrootのシェルは/bin/cshですね。
ただしこの時代、シングルユーザモードでは/etc/passwdの
登録が何であっても/bin/shが動きますが。


> 4.4BSD-Lite 系にある、/bin/sh を使う toor が元でしょう。(OpenBSD では
> 削られてるけど)。私の知ってる linux では root は最初から /bin/bash を
> 使うものばかりだ。

4.3BSDの時代にすでにtoorは存在しました。たとえばIBMの
AOS4.3はtoorを持っています
4.2BSDの時にどうだったかは手元に資料が無くて分かりません。
UCBの純正BSDにtoorが入ったのがいつかは分かりませんが。。

純正4.[23]BSDの配布テープを見れば一発なんだけど、
1/2Inch9トラックMTなので、面倒で・・・・。

        齊藤明紀 saitoh@ist.osaka-u.ac.jp