川口です

<030729152839.M0123252@ns.kobe1995.net>の記事において
kaz@kobe1995.netさんは書きました。
> 4.メタデータも実体も、両方とも完全には書かれていない状態。
> と有って、1.は問題無いとして、2.の場合はfsck -p で実体の
> 無いファイルをメタデータから消去して、3.の場合はメタデータ
> を持たない実体をlost+foundに移して、ファイルシステムとして
> の整合性を保つことが可能です。4.の場合、ファイルを失う
> だけで済まず、ファイルシステムとしての整合性を失う可能性
> が存在します(Linuxで開発していると結構食らいます)。
> この可能性を無くしたのがSoftUpdateです。見たところ、単純に
> 実体を全部書いてから、メタデータを全部書いて、…というの
> ではなく、メタデータの指す先の実体とか、かなり細かく
> 書込タイミングの制御をしているようです。

原理的には上記の通りなんですが,
HDD 内部(+ RAID その他)の write cache や,
さらには SCSI の command queueing で問題は完全には解決されておらず,
タイミングによっては災いは実際には起きる,
ってことがあるんじゃないかと(あまり根拠なしに)思っているんですが,
現実はどうなんでしょう?

> …ただ、VMやbuffer cacheの作りと密接に関係していて、5-current
> ではVMのbugから、fsckで修復しきれなかったり、file buffer overcomitting
> だっけ?そんなメッセージを吐いてpanic, rebootこいたりしていました。

(5-current はまだ未体験なのですが)
こちらは,soft updates というよりは UFS2 での改造とか
そういうことではないのでしょうか?
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       ∧∧               
Zzz.. (- - )⌒⌒⊇〜         川口 銀河
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