プライマリーバランス。

10年かけてプライマリーバランスを取ると言う。
208兆円に上る福祉市場の開放で、正しい改革ができていれば可能だ。
国の直接保障ではなく家族を介した保障に転換できれば負担は上がらない。
公的保険は現状凍結し後は民間活力で運営できる。
景気が本格回復し自然増収も期待できるしインフレで推移もする。
こうして、小さい政府を目指す過程でプライマリーバランスは達成できるだろう。

ただし、いつまでも官僚が『国の保障で安心できる生活』を提供しようとしている
と、全く本格的改革はできないことになる。
北欧諸国と同じことになるわけだ。

すこ〜〜しづつ負担を上げてやっとのことでプライマリーバランスを達成したとたん
又すぐ少子化で赤字になる。
追いかけっこしているようなもんだ。
北欧諸国ではそうやって、ついには負担の限界まで上がってしまったのだ。
(観光資源に富むフランスも同じ)
北欧諸国のように森林資源や原油などに恵まれていればこうもできる。
なんら資源がなく基本的に輸出で稼ぐしかない日本ではこうはいかない。
思うように負担は上げられず財政赤字だけたまっていく。

そのうち1400兆円の個人資産は食い潰しパ−だ。

頑迷官僚が国をついつぶす。

低率消費税は日本の財産だ。
これをスエーデンのようになるまで上げることになる。
世界の福祉国家はみんなこうなる過程にある。

日本も唯真似てスエーデンのようになる?

敗戦による廃墟の中から不死鳥のように立ち上がり、世界第二位の経済大国になった
国民です。
むざむざと判りきった馬鹿な真似はしないはず。

国民が選んだ国会議員先生方の英知に期待してやまない。