In article <bf2ij6$2ntm@utogw.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp> kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp writes:
>> 周りの人の使い方をみていると、「(入口に限らず)管理者がリンクを
>> 切らないように努力しているページ」が一番近いようにも思うのです
>> が。
>  それは目新しい。でもそのような使い方は本当に普及しているんでしょ
>うか。入口でなくてもリンクを切らさないようにしているページという
>概念がそもそも一般的なのかどうかとか。

先走りますが、分類がどうなるか考えてみました。
当初は、
In the Newest Version of Kuno's List...
>(D) 「入口」という語義はおろか、そこから派生した「群」という語義
>    まで無視してしまったもの、およびそれに別種の限定を施したもの
の「別種の限定」と考えて、小分類追加になるのかとも思ったのですが、
よく考えてみたら、
「リンクを切らないように努力している」ということは、
「Webプレゼンテーションの構成要素として意識されている」
ということなのではないかと思いあたりました。

もしかしたら、naka111@silk.plala.or.jpさんの想定している用例は
「そのページは俺のホームページには入っていない
 (=サイト上にはあるが、トップページからは辿れない)」
というようなものなのではないでしょうか?

この推定が正しいとすると、
>(C) 「入口」に群を代表する性格があることからその代表する群全体に
>    語義が拡張されてしまったもの
に小分類追加と考える方が良いような気がします。
説明としては
「ひとつのWebプレゼンテーションを構成する要素の全体」
という感じになるでしょうか。
#「C2. ひとつのWebプレゼンテーション全体」と、どう違うんだという声も^_^;

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なお、ことのついでに……

> G4. 計算機システム(ハード、ソフト)
>   用例: 「おたくのホームページはPentium(Linux)ですか?」
>   注記: Webサービス用のものに限定されないという点でE2と異なる
の「注記」なんですが、
元々私が長ったらしい説明を提示して、
それを久野さんが短くするときに「意味不明」になってしまったようですね。
(元の提示が悪かったという意味で、私にも責任の一端あり)

この程度の長さで表現すると、
「Webサービス用に限定されないものを指すという点でE2と異なる」
といった感じの説明文になるんでしょうか。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp