6月15日のことである。

 あるデパートの入り口に、警備員付きで、
金のインゴット120キログラムが飾ってあった。

 営業係りが、「どうぞ、お触り下さい」と云うので、
金色の表面を手で、触ってみた。

 生温かく、妙に滑る感触であった。
はっきり言って、
「油の浮いた中年オヤジの禿げ頭」
のようだったので、2秒ぐらいしか撫でなかった…
そして、思った。やはり、人生で大事なものは、人間である。
ゴールドではない、と。


 考えてもみたまえ、重量感溢れる金塊より、ゆれる E カップの乳房に
顔をぶつけた方が、どれほど幸せであることか(誤解が無いように言えば、
A カップでもそこそこ幸せである)。

 本当に今日一日、人生を考えさせられた。
結局、人間を幸せに出来るのは、人間だけである。
人間こそが全てである。
私は、人間を大事に、人間の為に、これからも、
生きていこうと、堅く、決心したのである。

(おわりん)
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