2003,7,9毎日WEB
  株価上昇の裏付けとなっている景気の回復が
  民間部門の力によっていることは重要である。
  政府の貢献はあえていえば、
  りそなホールディングスに対する公的資金投入が
  金融システム不安を後退させたことぐらいだ。
  基本的には、民間主導の景気回復が
  株価にも好ましい影響を与えたということができる。
http://www.mainichi.co.jp/eye/shasetsu/200307/09-1.html



二兎はいる。

『構造改革で景気を良くしろ。改革と景気回復の二兎を追え』と言う主張は正しかっ
たわけだ。
構造改革を行えば景気も良くなる事は証明された。

二兎は確実にいる事がわかった。

景気が良くなったとたんに社会保障改革の声が聞こえなくなっている。
とりわけ医療改革の声がパッタリやんだ。
金をふんだんにばら撒き、改革を阻止しようとしている医師会の思惑通りとなってい
る。

景気回復と言うウサギを手に入れそうになったら、もう一番きつい医療改革を脇に置
こうとしている。
医師会の抵抗に改革の勢いはそがれている。

毎年医療費は膨張する。
官僚統制で運営するから負担の増加になって苦しむ。
これは市場規模の膨張なのだ。
民間家族保険を奨励し民間活力で運営すべきだ。
そのためには早く混合診療を一般化すべき。
それと、株式会社の参入自由化を進めるべき。

改革を遅らせ医師会から長期に渡って金を搾り取りたい?
すぐに改革したんでは上がりが少ない?

ま〜〜〜ったく族議員は…。

二兎はいる。

社会保障改革で小さな政府を目指せ。
アメリカ程度の国民負担率で国は充分に運営できるのである。