このニュースグループでは初めてメールしますミナと
言います。宜しくお願いします。

最近、サムターン回しなど鍵をこじ開けて泥棒に
入られる事件がニュースなどで報じられていますが、
私の兄夫婦の近所でも今年になって2件入られました。

私も一人暮らしなので、防犯グッツを購入しようかな
と検討しているのですが、友人が見つけた防犯グッツで
不正な開錠をして住居に侵入した場合に、ドアに20Aの
高圧電流が流れて泥棒を撃退をするという外国製のグッツ
があるらしいんです。

ただ、20Aの電流が流れるということは、基本的に1Aの電流が
人間の致死量という観点からも、泥棒を撃退というより死亡
させる程の強力なものなので、万が一死亡させてしまった
場合に法律としてどのように評価されるかが疑問に思っています。

友人に言によれば、自業自得と豪語してましたが、
それは共感する所はない訳ではないんですが、
やはり、やり過ぎではないかと・・・

正当防衛が成立しないのかなと、私なりに考えてみたのですが、
(1) 将来の侵害は急迫不正とはいえない(大判昭7.6.16)。
(2) 相当性の判断基準とされる武器対等の原則から均衡に失する。
という点が成立する余地はないのかな、と結論を出しました。

ということは、万が一この防犯システムが作動して、
不正侵入者を死亡させてしまった場合には、
未必の行為として殺人罪に問われるという事に
なるのでしょうか。

長文になってしまったので、まとめさせて頂きますと、
下記のようなケースが例えば考えれると思います。
(4)以外のケースは急迫性の要件から正当防衛の成立の余地が
ないような気がしています。
又、(4)のケースは正直どういう風に考えたらいいのか分からないです・・・

 死亡する可能性のある防犯システムが作動した場合のケース例
  (1) 不正侵入者を死亡させてしまった場合
  (2) 不正侵入者を後遺症が残る程度の重大な傷害を負わせた場合
  (3) 不正侵入者を1週間程度の傷害を負わせた場合
  (4) 不正侵入者ではない者を機器の誤作動により死亡させてしまった場合

大学で少し法律をかじった程度の知識からの結論なので、
間違っている可能性大なのですが、どなたがご教授頂ける
と幸いです。

長文で申し訳ありません。宜しくお願いします。

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    Mina Kato