《元気など出るもんか、日本。》

自民党はHPの見出しで『元気を出そう日本』と言っています。
http://www.jimin.jp/
これから、スエーデンがやった増税の道をお果てしなくたどると言うんでしょ?
国においしい刺身肉はホギ取られ、残ったアラで国民はザッパ汁暮らしになるんで
す。
これで元気など出るはずがない。

これで元気など出るもんか。


《株も景気もだらだらと慢性不景気状態が続く。》

もちろん株価などぱっとしませんね。
当たり前です。

将来増税で国民生活は真っ暗になるのに、どうして株が上がると思うのか?
上がると思うほうがおかしい。
潜在的国民負担率を50%程度に留めると言うから、将来見通しも明るくなったかと
思いきや、自民党はもう抵抗して50%以上も可能にしてしまっている。
限界目指して果てしなく上がると言うんだから、元気など出るはずもない。

そこに持って行って人口は半減し市場規模が半減する。
これじゃ景気が良くなり投資など活発になるはずもない。
元気は出ません。

株も景気もだらだらと慢性不景気状態が続く。
国民はザッパ汁をすすり、慢性不景気でリストラ、倒産廃業の嵐に巻き込まれる。
命の維持もままならない状態が続く。
これで元気など出るはずがない。

元気を出そう日本?
バカ言うな。
『寝言は寝ていえ』
と怒りたくなる。


《国の根本的哲学の見直しが必要です。》

国民がザッパ汁暮らしになる原因は社会保障のはてしない維持です。
無理とわかっているものを強引に維持しようとしている。
この根本的改革なくして国の元気は出ませんね。

そもそも『すべての国民の老後を一律国が保証する』などと言う虚構の構想が間違っ
ているのです。
企業の経営責任を社会化した社会主義は間違いでした。
家族の老後の保証責任を社会化して国の責任にすると言う哲学も間違っているので
す。

老後の保証責任はあくまでも家族にあり、国の制度はその補助とすべきなのでは?
公的年金は家族の手助けにとどめるべきなのでは?
年金で『すべての老人の生活を保証しよう』などと言うスターリンまがいの国家関与
政策が無理なのです。

戦後の貧乏時代ならいざ知らず、裕福になった今日、老後の保障を自分達家族の協力
で何とかなる人たちまでそれをさせず、国家が画一的に面倒見ようと言う超過保護政
策がおかしいのです。
家族保険を奨励育成し、家族でできるものは家族に任し、本当に困った人のみ国がN
PO、NGOなどボランティア組織を奨励育成して対処すれば良いのです。
公的負担をどんどん少なくでき市場が活性化していきます。

福祉分野の市場開放が進み新規事業も出現する。
公的市場の自由化で雇用も増え景気もよくなる。
好景気こそ庶民にとっては何よりの福祉でしょう?
景気がよければ年寄りだって仕事も見つかる。
体さえ健康なら70や75歳になっても働けるではありませんか。
国が小遣い程度はくれ、家族の保証があり仕事もあれば生活はできる。

どうしてこうしないか?

国の根本的哲学の見直しが必要です。