既にご存知の方も多いと思いますが…
現在、有楽町スバル座で「チャップリン映画祭」が催されております。
本日は、第1弾の「キッド」「モダン・タイムス」の最終日だったの
で、観てまいりました。

いや、チャップリン作品って、もう既に十分語り尽くされちゃってる
し、私も主要な作品は昔全部見ちゃってるんで、あんまり気が向かな
かったんです。だけど、とりあえず見とこか… という感じで行った
のですが…

あらためて今回の2作品を見直してみて、マジで驚きました。
すんばらしいです。

「モダン・タイムス」は、まさにチャップリンの集大成作品ですね。
とにかくギャグが凄い。歌詞を書いたカフスを飛ばしちゃうところな
んて、もうそうなるのは分かってるんだけど、やっぱり爆笑しちゃう。
どーしても爆笑しちゃう、ホントに。

一方、「キッド」の方は、ギャグ的にはさすがに「モダン・タイムス」
よりは落ちるものの、ドラマチックな部分での演出とカット割が奇跡的
な見事さ。とにかく泣いてしまいました。どちらの作品もすんばらしい
のですが、個人的には泣ける「キッド」の方が好きかも。

ということで、あらためてチャップリンのすんばらしさに気付いた私
は、この映画祭が終了する8月迄は、隔週毎に、スバル座に通うことに
なりそうです。(第2弾は「巴里の女性」と「黄金狂時代」だ)

ちなみに、今日は、最終日にもかかわらず、かなりお客さんが入ってい
て盛況でした。

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ISHIBASHI
m-ishibashi@mtb.biglobe.ne.jp
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