《愚直であってはならない。》

愚直?

ありていに言えば、世間知らずで人が良く、すぐだまされ損ばっかりして何とも思わない者の事ということだ。
これでよいはずが無い。

裁判ではどんな些細なことでも自己の主張はするではないか。

なぜか?
個人の名誉がかかっているからに他ならない。
実質的にも主張しないと損するからだろう。

ところが国となるととたんに黙るのはどういうことか?
世界の国は国のこととなれば個人以上に必死に自己主張するのだ。

日本のみ黙ってしまう。

これでは外交にならない。
やればやるだけ損をする。
世界にこんな国は無い。
とんでもない非常識だ。

世界の宇宙人状態だ。

自国に主張はしっかりすべきだ。
自国に弁護はしっかりすべきだ。
当たり前だ。

戦争になったいきさつに詳しい世代が健在なころは中国の主張は浸透しなかった。
それらの世代が無くなった現在、中国の主張を国内で宣伝する社会主義勢力の運動で、いまや中国の一方的な主張が大手を振ってまかり通っている。

こんなことでよいはずが無い。

自国の主張はしっかりすべきだ。