医師会の主張=旧国鉄の主張。


医師会は自由化に反対だ。
混合診療や参入自由化に猛反対している。
『これ以上は民間活力を利用してやれ』
と言う要求に頑として反対している。


『今のまま公的保険税など使い官僚統制主義で進めろ』
と、あいかわらず医師会はいう。
そうやって、族議員に大金の政治資金を撒き改革を阻止している。
なにしろ金が潤沢なんだから始末が悪い。
賄賂で政治家の顔をひっぱたき改革を阻止している。
このままじゃ、消費税はうなぎのぼりになる。

市場は冷え込み国内市場に頼る日本企業(輸出は10%程度)は青息吐息になってい
く。
戦後営々として築いてきた日本企業の灯も消える。



医師会は今の官僚統制制度を絶対維持する理由として、

『この医療制度は世界に冠たる成果を上げている』という。
『平均寿命、乳幼児死亡率などに見るように世界最高の成果を上げている。』
と言う。
その点についてはその通りです。

世界に冠たる成果?
はてな?
どっかで聞いたような話だ。

そうです。
この医師会の主張、旧国鉄の主張と似てるのです。
官僚統制主義者の主張は同じのようだ。

国鉄も民営化を強硬に阻止し続けてきた。
その理由として、

『新幹線は世界最高速度運転を行っている。全列車を寸分の狂いもなく安全に運転
し、国家国民の期待に答えている。』と言っていた。
『世界に冠たる最高の成果を上げている。』
『その様な組織を変更する理由はない。』
『儲け中心の民営化などと〜〜んでもない』
と自由経済化、民営化を拒否した。

国鉄公社官僚や運輸官僚は頑として民営化に反対してた。
(その後民営化され見違えるようになっている。医療業界もそうなる。)

族議員政治家を使い改革を阻止する手口も医師会や厚労省とそっくり同じだ。
『儲けのために医療を使うな。』
などと言う主張も似てる。



医師会の主張=国鉄主張だ。

医師会の先生方よろしいか?
国鉄がそうだったように、いくら世界に冠たる成果が上がっていようと、このまま官
僚統制制度を続けられないんだから、仕方がないのです。
利益に重点を置かない官僚統制主義では赤字経営が発生する。
国鉄は借金の山になったが、医療は税金が青天井でどんどん上がる。
現在約30兆円の医療費が近い将来80兆円あまりにもなるという予測です。
こんなに膨張したんでは公的負担で維持など不可能です。
公的負担増で国民の生活は押しつぶされる。

消費税など税金と公的保険税の増大では限界があります。
これでは国家国民が持ちません。
どうしても改革は必要なんですね。



つまり、
『官僚統制主義で運営する。』
と言う発想が間違っているのです。
『利益を2の次にし社会奉仕を第一』とする官僚統制主義の経営哲学が間違っている
のです。
この論議にはもう決着がついているはず。

改革せざるを得ません。
医療保険も民間活力の利用が正しいと言うことですよ。
それによる問題点を解決していけばよい。
医療も他の業界と同じと言うことです。

医師会は旧国鉄が言い古した『官僚統制主義賛美の主張』は即刻止めるべきです。
医師会の主張=旧国鉄の主張ですね。

国鉄が赤字解消のため民営化したように、
医療制度も混合診療の推進、参入自由化を進め、国民の公的負担をこれ以上上げない
ようすべきです。

もちろんその暁には、国鉄がそうなったように見違えるように生まれ変わり、業界も
活気付きますね。
イメージは上がり、サービスも近代化され、きれいになり、国民のニーズにあってい
く。
もちろん業績も上がります。

自由主義国の国民にはいかに医師会の主張が間違っているか判るはずです。