なかなか追いつけなくて、すみません。
書きたい気持ちは満々なんですけど・・・。

レインボーマン 第36回 「恋人は暗殺者」です。
もちろん、内村光良は出ません(こら)。


○第4埠頭の爆発から、辛くも脱出するレインボーマン。
・・・鉄っつぁんは大丈夫かなぁ?
飛び去るレインボーマンに拳銃を撃つロリータ。
もちろん効果なし。
「この復讐は必ず!」
と、誓うオルガだが・・・。

レインボーマンは、飛びながらヨガの眠りに襲われる。
「早く・・・安全な場所に行かなければ・・・」

○オルガとロリータは、ミスターKの召喚を受ける。
Xゾーン作戦用に集積した火薬が、すべて種子島のロケットのように(違)吹き飛んだ罪で、
「言い訳は許さん。電気椅子だ!死刑だ!!」

○嘉門達夫・・・じゃなくて、バッハの名曲「トッカータとフーガ」が流れ、セレモニー開始。
導通のよさそうな金属ベルトで電気椅子に拘束されたオルガ。
「今日までの功績に免じて、最高の待遇で処刑してやる」

通常なら、アタッシュケースの刑ですから。

Kに命じられ、ダイアナが電気椅子のスイッチを・・・。
「死刑執行」
「Amen」
なぜか秒読みを始めるダイアナ。
「3,2,1,0!」
「!」
その時、ロリータの殺人フルーレが唸り、スイッチを入れるのを妨げた!
モグラート2号3号を破壊されたダイアナが行き存え、オルガが死ぬのは不公平だと抗議するロリータ。

ここで何か放送禁止用語が出たらしく、ロリータの台詞がカットされてます。

「ボス!オルガにも最後のチャンスを与えるべきです!」
「なるほど、そうかも知れん・・・」
レインボーマン抹殺を条件に、死刑を保留するK。
「奴を殺せ!この地球から、消してしまうんだ!!」

○「淑江さん、ちょっと目をつぶってごらん」
誕生日のプレゼント兼、前回デートをすっぽかした侘びに、ブローチをプレゼントするタケシ。
「わ〜、きれい!ありがとう、タケシさん!」

「あの女だ。あの女になれば、レインボーマンに近づける!」
淑江さんに目をつけるオルガ。

○淑江さんの写真を持ち込み、自ら複製マシンにかかるオルガ。
「大丈夫ですか?ご承知のとおり、変身装置の電気ショックは・・・」
「平気よ!電気椅子に座るつもりなら、なんだってできるわ!」

たしかに・・・。
それにしても、グリーンのレオタードがなかなか・・・。

コピーは成功・・・おや?
「どうしたの?失敗したって言うの?」
額の生え際が、ケロイド状に焼け爛れている!
不用意に着けていたヘアピンのせいで、過剰な電流が流れたのだ!
鏡を見て、ショックを受けるオルガ・・・。

○お遊戯の時間。
淑江さん、今日に限って髪型が縦巻きロール・・・。

○淑江さん(偽)、タケシを電話で呼び出す。
「淑江さん、髪形変えたね?」

普通の男は、そんなこと気づかないぞ(こら)。

タケシはダリンジャー氏の護衛に行かねばならない。
「放っとけばいいんだわ!あたしとダリンジャー氏と、どっちが大切なの?」
この件については先週終わってるとは知らず、話を蒸し返す淑江さん(偽)。
「どうしても行くんなら、あたしも一緒に連れてって!」
適当にごまかして、その場を去るタケシ。

ミスターKに、タケシが氏の護衛に向かうことを連絡する淑江さん(偽)。

○「ダッカー部隊、出動だ!!」
レインボーマンの追撃を開始するダッカー!
ダッシュ5に化身して、対抗しようとするレインボーマンだが、結局ダッシュ6に再化身して地中へ。

最初からそうしろよ。

○氏の車を待ち伏せするDAC!
襲撃の寸前、地中から飛び出すレインボーマン!
だが、上空からはダッカーが迫る!
「危ない!」
車の屋根に飛び乗る!
「Rainbow man!」
「そのまま走ってください。あなたは私がお守りします!」
「Thank You!Rainbow man!!
そのまま走りたまえ」

なぜ運転手への指示は、完璧な日本語?

ダッカーが銃撃を開始した!
「念力バリヤー!!」
円筒形のバリヤーで、車をすっぽり覆う。
機銃掃射が無効だと知るや、爆撃の支持に切り替えるミスターK。
強固なる念力バリヤーは、これにも耐え抜いた!

バリヤーがある限り、攻撃は無効。
引き上げを命じるK。

この場合は路面を爆撃して車の動きを停め、持久戦に持ち込むのが上策かと。

○翌日、淑江さん(偽)をディナーに招待するタケシ。

どうすれば(偽)の方を誘えるんだろう?

明日はダリンジャー氏が招聘した、各国の調査団が来日する。
ウェイターがスープを持ってきた。
食べ始めた直後、タケシは淑江さん(偽)の新しい指輪に気づいた。

普通の男は、そんなこと気づかないぞ(こら)。

「そう言えば、プレゼントしたブローチ、どうした?」
「ああ、ブローチね・・・このワンピースに合わないから・・・」

コーディネートとしては、逆だろう。

わざとハンカチを落とし、タケシが拾っている隙に、指輪から皿に粉末を入れる淑江さん(偽)・・・。
スープを口にしてしばらくすると、突然苦しみだすタケシ!!

○苦しみながら、レストランの外へ出たタケシ。
そのまま公園へ。

どうやって出たんだろう?
店の従業員も、救急車を呼ぶとかしなかったのか?

もがくタケシを見て、勝ち誇る淑江さん(偽)!
「貴様・・・誰なんだ・・・」
「悪あがきはやめて、観念しな!死ねレインボーマン!!」
タケシに銃を向ける!
銃弾をかわしながら、石つぶてで反撃するタケシ!
何とか逃げ出し、車道に倒れこむと、たまたま通りかかった車に乗っていたのは、鉄っつぁんだった。
作戦失敗・・・。
「ちっきしょう!もうちょっとだったのに」

おでん屋風情が、なかなかいい車乗ってるなぁ。

○またまたミスターKにお叱りを受けるオルガ。
『バカ者!毒薬の量が少なかったんだ!』

何しろ、キャッツアイをしこたま摂取しても、無事だったし・・・。

『お前一人には任せられん!』
Kはロリータにサポートをさせることに。
『明日ダリンジャーの仲間が羽田に着く前に、必ず始末しろ!』

○鉄っつぁんに病院に担ぎ込まれたタケシ。
看病しているのは、本物の淑江さん。
意識を取り戻したタケシ、彼女の顔を見るなり、
「貴様!」
とりあえず胸のブローチを見て、本物だと確信。
ところが、調査団来日の時間が迫っている。
「頼む!行かせてくれよ!」
「・・・待って。先生に聞いてくるから」
病室を出て行く淑江さん。だが、外にはロリータが!
薬をかがせて、淑江さんを拉致!
空き部屋に運び込むと、中には淑江さん(偽)。
「オルガ、早く!」
昨夜の経験から、まずブローチを外す。

「タケシさん!」
病室に戻った淑江さん(偽)。
服も着替えてるが、なんかおかしい。
「・・・」
タケシは病室を抜け出し、エレベーターに乗る。
淑江さん(偽)も付いて行く。
エレベーターはなぜか上へ。
「淑江さん、ブローチの着け方が違うね。
右と左が、さっきまでと逆になってる」
「!」
ちゃらり〜鼻から牛乳〜。

(脱)

「淑江さん・・・一体誰なんだ!」
「・・・」
いきなり銃を抜くにせ淑江さん(偽)!
「卑怯者!恋人にまで化けて、俺の心を盗んだ奴を許しておけん!」

一応、恋人とは認めてるのね。

髪をつかむタケシ!
生え際にケロイドが!
「ちっきしょう!こんな姿になったのも、みんなお前のせいだ!
殺してやる!!」
とは言ったものの、あっさりタケシに銃を奪われる。
逆に銃を突きつけられ、
「淑江さんはどこにいる!」
「・・・」
8階で扉が開き、外にはロリータが!
殺人フルーレで牽制し、淑江さん(偽)を助け出す!

急いで1階に戻ると、淑江さんが看護婦(当時)に救助されていた。
思わずタケシに抱きつく。
看護婦(当時)に淑江さんを任せ、タケシは後ろ髪を惹かれる思いで調査団の護衛に向かう。

「タケシさん・・・頑張ってね」

○ダッシュ5に化身して空を行くレインボーマン!
F−4 ファントムⅡそっくりな巨大な垂直尾翼の4発旅客機が、東南アジア調査団の機だ。
ダッカーが接近中!
攻撃があるなど思いもよらない旅客機は、機銃掃射の一撃で撃墜されてしまった!
てっきり空港に着いてから襲うと思い込んでいたレインボーマンは、虚を突かれて対応が遅れた!

続いてヨーロッパ調査団は、デルタ翼にご丁寧に水平尾翼まで付けたSSTで来日。

SSTつまり、スーパー・ソニック・トランスポーターの略。
スピード時代に合わせて、当時盛んに開発されていた。
PAN AMやらJALのマークを付けた、試作機のプラモデルが結構あったなぁ。
結局実用化されたのは、ご存知の通り英仏共同のコンコルドのみ・・・。
コンコルドの試作機をコピーした旧ソ連のツポレフは、大恥をかく結果に。
その後、旅客機は大量輸送時代に。

レインボーマン接近を察知したミスターKは、攻撃目標をこちらに切り替える。
が、ダッカーの隊長が気の利く奴らしく、半数をSSTへ振り向け、撃墜に成功!
「しまった!」


日本の信用を守るため、決死の覚悟で戦うレインボーマンの目の前で、またも一機が撃墜された!
残る一機は、絶対に救出しなければ!
頑張れレインボーマン!!



プロップは安っぽいけど、空気感というか奥行きが出ていて、なかなか見ごたえのある空中シーン特撮でした。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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