Yasuyuki Nagashima <yasu-n@horae.dti.ne.jp> wrote in message news:<e6jgd.1$Tu.2170@newsall.dti.ne.jp>...

> 全試合をレギュラーシーズン上位チームのホームでやる、
> というのがいちおうアドバンテージになっていて、
> これだけでもMLBのプレーオフに比べて相当大きいと思いますが

プレイヤーにとってのホームアドバンテージって、
どれくらいあるのでしょうか。

・使い慣れた球場

日本シリーズやワールドシリーズと違って、
プレイオフでは相手チームもレギュラーシーズンで
プレーすることのある球場ですから、この差は
あまりないのではないでしょうか。
まして日本はドーム球場ばかりで、しかもナイターばかり
なので、太陽光が目に入ってなどということも考えにくい。

・観客の応援

メジャーではホームの応援が圧倒的多数です。
またホームが入れ替わるとファンも入れ替わりますので、
メジャーではホームの利は享受できるでしょう。

しかし日本の場合、例えば昨年のシーズン終盤の神宮や
横浜スタジアムの阪神戦を見ればわかるように、
「いったいどっちのホームやねん」
ということになります。これがポストシーズンでは
更に顕著になるでしょう。

巨人・阪神・ダイエーの3球団にとってはアウェイで
ビハインドということはなさそう。

・家から通うか、ホテルで合宿か

日本の場合、ポストシーズンは合宿というところも
ありますし、シーズン中で何度も遠征もしていますから
ここでの差はないと見ます。

> (MLBはホームゲームが『1試合』多いだけ)
> 実際のところ、やっている人たちには
> どう受け止められているんでしょうね?

ということで、選手にとってはあまり影響はない
(つまり上位のアドバンテージなどほとんどない)
と思います。
経営側にとっては全試合ホームならばテレビ放映権料が
丸儲けなので、これはうれしいでしょうね。

 
> >シーズン4.5ゲーム差はこれくらい尊重されてもいいはずです。
> 
> MLBでは今年、Redsoxがワールドシリーズ制覇しましたが、
> これで3年連続ワイルドカードのチーム、
> つまり地区首位にもならなかったチームが勝ちました。
> これも地元ではどう受け止められているのか興味あるところです。

ワイルドカードのチームが他地区の優勝チームより
勝率がいいこともありますので、あまり問題ではないかと。

メジャーでは自力で「ワイルドカード狙い」が成立
しません。
自らが100勝しても、他地区の二位が101勝ならば
ダメなんですから。他地区という自分ではどうすることも
できない要素が絡んできます。

これが日本の場合は、最初から3位狙いでポストシーズンだけ勝って
という戦略が立てられます。
#ヒルマンやバレンタインは最初からそうでした。
他チームがどうであろうと、3位以内に入ればいいのですから。
この差は大きいと思います。

> いずれにしても、
> 日本人のメンタリティには合わないかもとは思います。
> 私はMLBをよく見るようになってだいぶ慣れてきたんで、
> あまり違和感はないですが…

結果より過程を重視というの今までの日本的なメンタリティ
だったのが、よりアメリカチックになっていきそうだす。
事実ダイエーの査定は、優勝の査定ではないそうで・・・