口利きにより改変された入札の実態は以下のとおりのようです

http://www.shinmai.co.jp/news/20050216/mm050216sha10022.htm
$ それまで県外大手中心の指名競争だった入札を、県内業者限定の
$ 公募型に変更。
$ 今回は参加資格を(1)県内業者(2)県内業者同士のJV
$ (3)県内業者と県外業者のJV―と設定。
$ 4施設で規模が大きい順に入札し、落札した社は後の入札に
$ 参加できない「一抜け方式」で実施した。

「必ず県内業者が関係するもの」と限定した上で「同じ業者は
複数の仕事を受けられない」としたわけで、要は「公共事業を
県内の業者で仲良く山分けしましょう」ってことじゃん。これで、

$ 県外業者の参加も認め、できるだけ競争性を確保した」としている。

とか言ってる長野県は、おかしすぎますね。
県外業者は単独では受けられない、JV組む県外業者は
県内業者にツムジを曲げられたら終わり。

結局のところ、4事業に対して6組が応札したそうだが、
落札率91〜98.6%って事は、ほとんど出来レースだったのでは?

一番問題なのは、そうするように働きかけたのは、田中康夫の
後援会幹部で、このような制度に決まったわけだ。
その経緯については、既に紹介しましたよね。で、

$ 後援会幹部が役員の企業は県外企業とJVを組み落札した。

と言う事で、圧力をかけた当人が、落札していたわけだから
もはや論外ですね。
まあ、明治の初期に、旧財閥とかがなじみの政治家と結託して、
国の事業を数社で独占したり、国家の財産を廉価で払い下げさせて
いた時代があったようだけど、平成に世にそんな事をしている
ところがあるとは、なんと長野県は遅れているのでしょう?
そんなんだから、山口村にも愛想をつかされてしまうのでしょう。
藤村じゃないけど、長野県は夜明け前のようです。