新城@筑波大学情報です。こんにちは。

In article <46e3cf2a$0$172$bb4e3ad8@newscene.com>
        "NARUMI, Hidetoshi" <berry@ff.iij4u.or.jp> writes:
> > この間テレビでやっていたの
> > は、黒潮に乗ってくる熱帯魚。寒くて冬を越せないけど。
> やがて越冬できる熱帯魚が現れ何世代か後には熱帯魚ではなくなるのでしょう。

あと、遺伝子レベル変化しなくても、外に出ていく性質は、気候変
動で住める場所が拡大した時にコピーを増やすのに有利に働きます。

> オリジナルの実装は現存しなくても、アイディアとか考え方とかを受け継いだ実
> 装は多いように思います。

なるほどね。単にコピーだけでなくて、二次著作物まで考えるわけね。
面白い。

> > 生物も木構造ではないからね。
> 最近はそうなんだ。時代遅れです。(-_-;

よく知られているのは、ミトコンドリア。独自のDNAを持ってい
て、DNA鑑定でもそれを使うことがあります。ミトコンドリアは、
もともと独立した生物だったのが、いつか合体して今のようになり
ました。植物の葉緑体なんかも、もともと独立した生物だったはず。
ミドリムシなんかわかりやすい。

上のような例を無視して、生物の進化を完全二分木で書いたりする
ので、それはそれである意味正しいとも言えます。(3つに分かれ
たり4つに分かれたりすることはないという意味。)

> > 無形文化財系で、とにかく伝承するのが大事という戦略とか、宗教系で、と
> > にかく世界に広めるのが大事とする戦略とかが、わりと強い。
> 
> お師匠さんのお手本どおりに「真似をする。」というところから始めるのではな
> いのかなぁ。← 「真似をする。」ということで心の情報の複製をつくる仕組みが
> あるのではないかと思いついた背景のひとつです。

はい。私は「コピー」という言葉を好んで使いますが、ミームとか
遺伝子の複製と同じ話だと思います。

> > その「心的言語」は、「non-verbal language」とか「body
> > language」とか、名前はついているものに近いかな。日常的な会話
> > ではverbalな情報よりも non-verbal の方が情報の方が多い。
> 
> 「心的言語」というのは「言語を生みだす本能」という本からの借り物です。
> mentaleseの訳ではないかと思います。m(_ _)m

mentalese って何ですか。それは知らない。

fj.comp.AI にもどると、機械語は言語で、CPU は、それを解釈す
るけれど、「言語を生みだす本能」というのは、CPU をデザインし
た人間が持っていて、CPU 自身は持っていないっていう意味?

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報       \\