新城@筑波大学情報です。こんにちは。

In article <86644cj0yj.fsf@bsd2.4bn.ne.jp>
        Yoshitaka Ikeda <ikeda@4bn.ne.jp> writes:
> ただ、暗号の場合、鍵と入力が一致すれば別に作成されたコードでも
> 同じ出力が得られるので、入出力フォーマットとか鍵のフォーマットさえ
> わかっちゃえば何とかなりそうな気もしなくはないです。
> 二つ以上のコンパイラで出力を比較するとか。

暗号って、関数的なので、その部分だけなら検証しやすいんですね。

難しいそうなのか、普通の出力以外に、余計な出力をしないという
ところの検証かな。ファイルに書かないとか、ネットワークにこっ
そり送信しないとか。ここまで行くと暗号の話ではなくなってきて
るけれど。

一応、研究としては、OSレベルでわかるものは止めるというのは
やっていたのですけれど。今だと、SELinux とか、Windows Vista 
にも何かアプリケーションを隔離する仕組みが入っていたと思いま
した(何という名前でしたっけ?)。難しいのは、複数のアプリケー
ションを混ぜるあたり。隔離しすぎると、混ぜられなくなります。

> > たしかに欲しいですね。ただ、フリー・ソフトウェアだと、ソース
> > があっても、認証取れない(お金を払う人がいない)という状態に
> > なるかもしれません。たとえば、Windows のドライバで、認証取る
> > のに何万円とかかるのは、かなりつらい。
> 
> 難しいところですねぇ。当然マンパワーが必要なので、タダというわけには
> いかないんでしょうが。フリー・ソフトウェアのように、フリー・サーティフィケイト
> ができればよいのでしょうが。

フリー・ソフトウェアを作ると、それなりに respect してもらえ
るわけなのですけれど、それと同じように、フリー・サーティフィ
ケイトについても、respect してもらえる雰囲気が出てくるといい
のかな。そうすれば、タダでもやる人が出てくると。

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報       \\