新城@筑波大学情報です。こんにちは。

In article <3992394news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp>
        kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:
> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
> 普天間基地の県内移設案で出ている、
>     キャッンプシュワブ陸上案
>     辺野古浅瀬案
> なんだけど...
> これって沖縄県(県知事っていう意味)が受け入れる余地がまったく
> ないと思う。この案って、前知事が受け入れられないって拒否した
> 案そのもので、稲嶺知事の民間共用ってのも落ちてるし。

日本国の外務省には、日本国民の要望を実現すべく気合いを入れて
外国と交渉して欲しい。外国と何か決めてから国民を説得するのは
順番が逆です。

> ど。普天間で民間人を巻き込んだ事故がまた起きればそうなる可能
> 性は高いし。過去には小学校に米軍機が墜落して生徒が死亡とかい

もともとは、負担を減らして、そういう事故を起きないようにして、
日米協力を強化するというのが、SACOの合意でした。いつの間
に県内移設なんて概念が出てきたんだろう。誰が発明したのか。

> ということは、沖縄の政治的姿勢として、

日本国民の一部を「沖縄」と括ったあたりで、ある主の戦略にはまっ
ているとも言えますが、それはそれとして、

> 「普天間基地の短期的な県内移設よりは、長期的な無条件返還を望む」
> ってことなんですかね。それはそれでありえる選択ではあるんだけ
> ど。普天間で民間人を巻き込んだ事故がまた起きればそうなる可能
> 性は高いし。過去には小学校に米軍機が墜落して生徒が死亡とかい
> うのがあったんですよね。政治的には正しい選択なのかも知れない
> けど共感できないなぁ。

2つの視点で考えると、共感できるかも。1つは、日本国憲法の
第95条。
    一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところ
    により、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意
    を得なければ、国会は、これを制定することができない。

これを厳密に適応したら、沖縄に基地が集まることはなかったでしょ
う。サンフランシスコ講和条約まで遡らなくても、1972年の本
土復帰くらいで止めてたとしても。

もう1つの視点は、加害者としての話。普天間基地で訓練している
海兵隊は、どこかに戦争にでかけてそこで住民をいじめているかも
しれないわけです。それに土地を貸して荷担しているのは辛いとい
う視点です。

昨日、TBSの新番組の「BLOOD+」というのを見てたら、B52が
出てきて、主人公の友だちがそういうことを言ってました。一応、
その辺りもちゃんと取材したのかも。

夕方早い時間からあんな血まみれの番組を放送していいのかとも
思ったけれど。

http://www.blood.tv/

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
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