新城@筑波大学情報です。こんにちは。

In article <koabe-E23F85.00460125052004@news01.sakura.ne.jp>
        ABE Keisuke <koabe@ps.sakura.ne.jp> writes:
> 梅田望夫さん「英語で読むITトレンド」の2004年5月21日は
> 「Blogは究極の知的生産の道具」というタイトルで、Blogの
> 利点を紹介しています。
> http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001247.html?tag=nl

「究極」か。eXtreme Programming というのもあるから、固有名詞
ということで、いいのかもしれないけれど。今の Blog で満足と言
われてもね。コンピュータ関連の技術がここで止まって本当にいい
んですかね。捉え方によっては、コンピュータ関連の研究者を馬鹿
にしたようなタイトルです。

> 既にコメント欄で言及されていますが、すると、Wikiは「至高の
> 知的生産の道具」かしら。

至高と究極って、どっちがいいんでしたっけ。

この手の形容詞は使いすぎると効果がなくなるので、いちいち考え
るのは面倒だという話もあります。それで、「一番いい(2004年5
月)」と、日付を使えばいいかも。

梅田望夫さんも、あとしばらくしたら、「あの時はあれが究極とか
至高だと思ったけど、あれは嘘でした、もっといいのが出てきまし
た」となるんだと思います。何年でそういうかなあ。1年。2年。

> それは置いておいて、私もはてなダイアリーは、メモ代わりに
> 使っています。自分用のWikiもどこかに設置しようかなと思いつつ、
> それはまだ実現していません。

知的生産の道具ととしては、テキストエディタ(emacs)かなあ。
Blog ツールとか Wiki 系のエディタ(WWW ブラウザ)の貧弱さは、
思考を妨げる所があります。

今のドローツールは、思考の速度についていけません。図は紙と鉛
筆がいい。

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報       \\