In article <3990267news.pl@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>
        kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:
> マイクロベンチマークって、なんでしたっけ。そういうものを計る
> ためのようなものではないですか?

いいえ。アプリケーション・ベンチマークの反対の言葉です。たと
えば、getpid() を改善していとして、その部分を抜き出してどの
くらい速くなったかと計ります。

gettimeofday(&start,0);
for( i=0; i<100000000; i++ )
{
    getpid();
}
gettimeofday(&stop,0);

> > こちらが計りたいのは、ソフト
> > ウェアの部分で頑張った分がどのくらいなのかなのに。ハードウェ
> > アが気を効かせて過ぎると、よく分からなくなります。何かうまい
> > 手はないですかね。
> 
> でも頑張った分がキャッシュの効果に隠されるようでは、実は、た
> いした頑張りではないってな感じもする。メモリアクセスをレジス
> タに変換しても効果のない最適化みたい。

レジスタ変数か。コンパイラ作っている人はそういう発想になるの
かもしれませんね。OSだと、5%%速くなるのは十分に大きい成
果なんです。そういう分野もあるわけです。

> 結局、正味のメモリアクセス(ってなんだろ? )とブランチ予測の失
> 敗を減らすのが現状では効果があるんだと思うけど... けど、これ
> も思うだけで、実際に計ってみないとなぁ。

D cache かと思ったんだけど。分岐予測か。これも Pentium
Performance Counter で取れたかなあ。

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報       \\