次々に暗殺した疑いの強い、ラスプーチンの孫のプーチンに、大量兵器もない
のにイラクを叩きつぶしたブッシュと従った小泉以下世界の軍隊に、どこを見
ても不正義と、欺きが満ち満ちているこの世界は、どう見ても地獄の世界であ
るとしか思えない。
憲法を変えて非合理な権力を増強する勢力が、宗教政党を混じえて肥大、恒常
化し、野党さえ、その勢力と同色が大半となり、わが国にはもはや、政治的良
心も、司法の良心も、行政の良心も見られなくなった。増税に、暴力なまでの
庶民へのしわ寄せ。今年の自殺者は４万人を超え、５万人にせまるだろうか。

思想の自由まで拘束し、訳のわからない国歌歌詞を強要し、愛国心というファ
シズムの拘束が声高に叫ばれ、もはやこの国の一寸先は、闇の中の地獄であ
る。このような人心の荒廃のなかで悲惨な地獄絵的事件も多発するだろう。

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人びとは良心に従わず、目先のご利益にばかり目を向けた邪教に政治を絡ま
せ、天皇制という思想拘束がなくても法律により人を拘束する手法で、現人神
なきファシズムに突進している。

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これは断末魔である。
裁きは、自然災害、経済のコントロールの破綻、いたるところに噴出するであ
ろう。人知の限りを尽くして、いくら貪欲と悪知恵で政官財を牛耳ろうと、所
詮は人間は自然の摂理に抗し得ないであろう。

今年の大天災は、火か水か地か。
景気などという指標は、そろそろ人類の経済学からは消えていくべきではない
だろうか。

心ある人びとは、インチキなＮＰＯ法人でなく、次期混沌な日本社会を見据え
た救済の仕組みを、食、医療、精神の面において、雛形を作るべきである。
本来なら宗教界の仕事でもあるのだろうが、わが国の宗教はもはや地獄の三丁
目の門番に堕している。

学の世界も、もう、権力のとりこである。
政党は、これももう、自己保存欲に満ちた幹部に牛耳られた会社に等しい。

あたらしい、指導者が必要である。個人崇拝を目指す偽指導者でなく、本物の
指導者、指導理論が、雛形として出てこなくては、わが国の亡国は加速するば
かりではないだろうか。