はるみです
私が子供の頃から通っていた渋谷の東急文化会館が、いよいよ6/30に閉館となりま
す。
で、6/13の金曜日は、このビルにある映画館4館中最大の、渋谷パンテオンへ行って
きました。
ここを会場としてきた東京国際ファンタスティック映画祭主催によるオールナイト・
イベントです。
もしもまたガラガラだったら、と危惧していたのですが、無事満員。
先着100名に配った、お楽しみファンタグッズ福袋には、なんと第一回目(18年前!)に
作られた、ファンタのロゴ入り缶チューハイ。
上映作品はたった二本でしたが、今までのファンタ用予告編大会とか、国内外のゲス
トを振り返る、とか、異様に盛りあがりました。
東京ファンタは、一回目から欠かさず通っている映画祭。
次回からは新宿ミラノ座に場所を移すことが決定済です。
気がついたら、ここで知り合った仲間もたくさんできたし、スタッフやゲストに知り
合いもできたし。
そういえば、映画ライターの道が開けるきっかけの一つでもありました。
ファンタの会報にレポートを書かせてもらったり、私の撮った写真を掲載させていた
だいたことも。
なので、気心のしれた仲間達と、オールナイトでさよならパーティを開けたことは、
私の一生の記念となりました。
私がパンテオンに初めて入ったのは、全く記憶がないのですけど、どうやら一歳くら
いのようなのです。
一番古く残っている記憶は、ここの二階一番前ど真ん中、という最高の位置(もちろ
ん指定席)で、母と『風と共に去りぬ』を観たこと。
ぴあの増刊号のみで募集したラスト・イベント『サウンド・オブ・ミュージック』は
応募していないので、今回がパンテオンに入る最後です。
でもいいもん。今回上映される70ミリフィルムは、かつて東京ファンタ用にプリント
したもののはずですからね。
その時、興奮しながら観ましたもの。
さて、このビルにはまだ映画館が三つありますね。
うち、地下の渋谷東急3とは、『エニグマ』でお別れを済ませました。
5階の渋谷東急とは、『恋愛写真』でさよならするつもり。
6階の渋谷東急2は、最後の10日間開催される、甦れ東急名画座イベントへ行く予定で
す。
お目当ては、愛しのデビッド・マッカラムが出ているあの映画ですよ。
ファンタ仲間や、映画ファン仲間達の話題の的になっている作品なのですが、あえて
作品名は挙げません。
果てして入場できるのでしょうか?
定員380名で入れ替え制三回廻し。
ビルの開場前に500名くらい並んで、パンテオンか渋谷東急に上映変更、なんてこと
があれば、それこそ一生の記念なんですけどね。


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   はるみ
harumimi@m3.dion.ne.jp
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