どうも、ご無沙汰してます。

"miyahara" <miyachi@mx35.tiki.ne.jp> wrote in message
news:da6b9t$2eeb$1@nntp.tiki.ne.jp...

> 主役の女の子がいいですねぇ。水谷妃里の日焼け
> した笑顔がいいですねぇ。
>
> 大人になってからの4人組の一人が、僕にとって
> 久々の竹井みどりさんってのも高得点です。
>
> しかし、しかしですね、僕がこれを見たのは、
> 例の竹島問題のころ。あの時期、韓国側の通告で
> 各種交流が、取りやめになりましたよね。映画に
> 罪はないけれど、高校スポーツを通じての日韓
> 交流なんて白々しい。と、ちょっと白けてみて
> いるところもありました。

この映画って、日韓の壁は取り上げているけど深く掘り下げてたりはぜず、
進学や父の仕事などの問題などはあっても、そうした細かいエピソードの数々は
(特に妊娠騒動なんか)結局オチのはっきりしないものばかり。
あと、女の子たちも特別可愛く撮ろうともしていなくて、とにかく入れ込んだり
深刻にしたり、盛り上げたりしないで作られているんですよね。
それって、自称善男善女の皆さんがノスタルジーに浸ってしみじみするために
穏やかに作られた、中高年御用達映画だから?
まあ、間違いなく善男善女の部類の人間じゃない私も確かに乗せられたけど、
でもこんなんで本当にいいの? なんか虫が良すぎるような気がするんだけど。

特に4人の女の子たちの撮り方については、2人は全く印象に残ってなくて
(上野樹里だけ、自主的に別次元の演技をしているように思えた)、それって
本人たちに気の毒じゃないかと思ったのは、私が大林&相米&澤井&矢口
などの作品に傾倒しすぎだから?
リアルタイムで当時を経験していない30代以下の人たちの意見を耳にしたことが
ないんだけど、実は総スカンだったりするんじゃないかと気になるんですけど。
同じ女の子4人組だったら、『スウィングガールズ』の上手い作りこみと比べる
と…。
というわけで、こんなんで本当にいいの?
-- 
Hideki Kawaguchi

http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html