きょうぐろです。

飛行機の座席を占めない幼児の安全について感じるところ
があり、某航空会社にメールで問い合わせをしました。

3歳未満でも発育のいい子どもが無料で搭乗してきた
とき航空会社は安全策をとるべきだと思うのですが、
約款どおりの運用で問題なしとする航空会社の意見
でした。

皆様どう思われますか?

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(私のメール)
Subject: 座席を占めない幼児の安全について

x月x日xx航空、○○便に搭乗したときのことですが、搭乗率は
3−4割でいわばがら空き状態でした。私は3列目の窓側A席
に座り、通路をはさんで反対側のDEFの3席に60代の女性、
高・大学生ぐらいの男女、それに女性の孫と思われる幼児で
構成される一家が座っていました。
幼児といっても柔道の胴着をきたかなり大きな男の子で体重は
20キロ以上、身長も小学校低学年ぐらいの子ども。その家族の
後方4列DEFは完全空席。

アテンダントはこの子にお土産をプレゼントしたりお菓子を配っ
たり遊びあいてになったりサービスに努めていたのですが、
驚いたことに離着陸時にこの子どもに対して安全に関して
何の配慮もしないのです。他の客には厳重にシートベルトをす
るように求め、座席が1cmでも倒れていると注意、カバンも
足もとに置くよう徹底指導。しかし幼児はシートベルトで固定
されることもなく老婆のひざと全席の背もたれのあいだに位置
していました。これがどんなにその幼児にとって危険であるか、
また不幸にして幼児がぶっ飛んで他の客に当たることもあり
うることは容易に想像されます。

航空運送約款で、「座席を占めない幼児」ということで搭乗したら、
たとえ、席ががら空きでもシートベルトで固定することは航空会社
にとって「してはいけない」ことなのでしょうか?この場合では、
おばあさんと幼児を後の席に誘導し、きちんとシートベルトを
着用させる義務があったと思います。その男の子は3歳以下の
幼児であったかもしれませんが、上記のように小学生なみの
体格でした。
航空会社の安全に対する感覚はあまりにも杓子定規です。
何十人かの乗客の中で安全が確保されていない子どもがいる
ことは明白だったのにそのまま離着陸させる感覚が理解できません。
満席で子どもを着席させることがまったくできない情況であった
なら約款どおりの運用も仕方なかったかもしれませんが、もう
少し人命の安全に配慮した運用を航空会社に強くお願いします。

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航空会社からの返信
xx様
                                 株式会社xx
                xxサービス推進センター
                                 マネジャー xxxx

平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

さてこのほど、当社xx便をご利用の際に、乳幼児の離発着時
の安全につきましてメールを頂戴し、誠に恐縮に存じます。

国内線時刻表他でご案内しております通り、大人に同伴する
3歳未満の乳幼児は無償で搭乗できますが、その場合座席は
使用できません。一方、大人に同伴する3歳未満の乳幼児が
座席を使用する場合、小児運賃(3歳以上12歳未満;大人料金の50%)
を申し受けます。

離発着時には、安全上、乳幼児や小さなお子様につきましては、
シートベルトを着用したお連れ様にしっかりと抱いていただくよう
お願いいたしております。これは、突然の揺れ等によりお子様の
危険を防ぐためで、当局の指導に基づいたものでもあり、国内・
国際を問わず他航空会社においても同様の取扱いとなっております。

なお、機内に空席が十分ある場合には、乗務員はシートベルト
着用サインが消灯後、座席の移動をご案内させていただくことは
可能となっております。

xx様におかれましては、事情ご賢察の上、何卒ご了承くださいます
ようお願い申し上げます。

当社にはまだ至らない点が多々ございますが、今後とも安全で
快適な空の旅をお楽しみいただけますように努力してまいる所存
でございますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。