仮面ライダーカブト 38
いまさらながら、キグルミの「た〜らこ〜」が耳について困る。
でもあいつらは、着ぐるみというよりは被り物だと思うが・・・。
仮面ライダーカブト 33
ラテ欄タイトルは「あぶない妹」?
内容的には、妹があぶないだと思うけど・・・樹花ちゃんならどっちとも取れるか。
○アバンタイトル
「お婆ちゃんが言っていた。俺の進化は光より速い。
全宇宙の何者も、俺の進化には付いて来れない」
お婆ちゃんに引き取られた時には、人間としては退化した状態で・・・(違)。
呼び出した長剣は、ハイパーゼクターだそうです。
大言壮語した割には、サナギマンに阻まれてキリギリスグレイ撃破に至らず。
ハイパーゼクターのボタンを押すと、
『kabuto Power』
剣が電光をまとい、
『Hyper Break』
ガタックのライダーカッティングと同時に、サナギマンどもを横一閃で一斉撃破!
その隙にキリギリスグレイは逃走。
「やはり、この学校にはワームの影がある」
「どうする?学校を閉鎖して調べるか?」
「そんなことをしても、ワームに逃げられるだけだ。
それに樹花が楽しみにしているキャンプを、中止させるわけにはいかん」
そこへまた、通りゃんせの歌声が・・・。
学校が怪しげな雰囲気に包まれた時、恵子ちゃんが鏡の前から立ち去る。
○オープニング
ああ、今週は先生が出ない・・・。
○CM
ハイチュウのCMに、なぜか堂本 剛君のナレーションが・・・。
「飽きた?そういわずに付き合って〜な」
しかしなぜ、マスカットが地域限定なんだろう?
○天道家
なぜか食卓に加賀美がいる。
「あの恥さらしとまで言われた野球部が、地区大会で優勝したんだってよ」
蓮華ちゃんもいる。
「エースで4番の青田君一人の活躍で勝ち進んだそうですよ」
「そうか・・・」
加賀美、あつかましくも、
「おかわり!」
「しかし、なぜうちで飯を食う?」
そういうことは、食卓に着く前に聞け。
で、樹花ちゃんはというと、なぜか居間にテントを張っている。
「おっはよ〜!」
(脱)
○聖華学園 校庭
野球部のグランドでは、青田投手がピッチング練習中。
キャッチャーが吹っ飛ぶほどの男球(違)。
ZECTの監視員が一週間見張ったが、ワームの兆候は見せていない。
「じゃああいつがワームかどうか、俺が勝負して確かめてやる」
甲子園出場経験があると、グランドに乗り込む加賀美。
「勝負だ!」
バッターボックスに立つ。
なぜかガタックゼクターも、影ながら応援?
第1球!真ん中高め、空振り!
「やるな。もっと思いっきり来い」
第2球!ほとんど同じコース!派手に空振り。
「・・・俺は次の一球に全てを懸ける」
・・・結局空振り・・・。
(脱)
ゼクターも拍子抜けして帰っていく。
青田君が顔を洗っていると、理事長が現れた。
「なかなかいいピッチングだったね」
全国制覇も夢じゃないと言う理事長に、自信たっぷりに任せてくれと言う青田君。
その様子を見ている総司。
○さいたまスーパーアリーナ
修復したフクロウを見つめている影山。
『あたしもそんなお守りに頼らないで、また明日から頑張ろっと!』
恵子ちゃんの声を思い出した時、何者かにフクロウを弾き飛ばされた!
「!」
キリギリスグレイがちょっかいをかけてきた。
「またお前か!変身!」
○聖華学園 屋上
総司の売店に集まり、報告会。
理科室は怖いから?
祐月ちゃんは合唱部の件を。
合唱部が廃部になったのは、学校の経済的な問題かららしい。
それが噂の元になったのか?
「え?それだけ?」
「卒業した合唱部の生徒は、今も普通に暮らしているみたい」
「じゃあ俺たちは、誰かが歌っていたのをたまたま聞いただけ・・・?」
蓮華ちゃんは鏡について。
「鏡がゆがんでて、ちょっと映りが変なだけでした」
性格がゆがんでて、変な加賀美。(違)
○さいたまスーパーアリーナ
キリギリスグレイが強いのか、それともパンチホッパーが弱いのか?
腕から出す殺人音波(なんですって)で、パンチホッパーを階段から突き落とす!
変身が解ける影山。
キリギリスグレイはすぐに撤退し、あとには再び砕けたフクロウだけが残った。
「!・・・」
フクロウに伸ばした影山の手を踏みつけるブーツ!
「黄昏てるなぁ」
「兄貴!」
「言っただろう。
ろくでなしが光をつかもうと思っても、しっぺ返しを喰らうだけだってな」
「俺は・・・」
「相棒。俺たちはずっと一緒だ。
真っ暗闇の無間地獄で、ずっともがき苦しむんだ」
「・・・」
ひょっとして、相棒やめたがってる?
○グランド
なぜか蓮華ちゃんの指揮で、テント張りの特訓をするバドミントン部。
「作業は一分以内に完了しろ!」
(脱)
「おい蓮華!これは訓練じゃないんだぞ」
「・・・え?」
「キャンプって言うのは、もっとこう和気藹々とやるもんだ。
樹花ちゃんの初キャンプを、台無しにするつもりか?」
「そっか・・・。訓練生時代は、いつもこんな調子だったから・・・」
加賀美!始める前に言っておけ。
○廊下
またもや模試の結果が掲示されている。
観ている方の感覚では、せいぜい一週間程度しか経ってないのかと思ったら、そうでもないみたい。
今回のトップは・・・小林恵子ちゃん!樹花ちゃんは二位。
なんとも思ってない樹花ちゃん。
「それより今日は、キャンプキャンプ!!」
○階段
「一番を取ったご褒美だ」
恵子ちゃんの前に、焼きそばパンを差し出す総司。
「・・・」
無言で通り過ぎる恵子ちゃん。
「!?」
○教室
恵子ちゃんが一人で勉強をしていると、またもや理事長が現れた。
「学年一位、おめでとう。
この調子なら全国模試一位も夢じゃない」
「楽勝よ」
「フッフッフッフッ。そうなれば、理事長の私も鼻が高い」
その様子を立ち聞きする総司。
「・・・やはりそういう事か」
理事長、樹花ちゃんのところには来なかったのかしら?
○呪いの鏡の廊下
「今日のキャンプが上手くいきますように。
それから、もっとバドミントンが上手くなれますように!」
よりによって、呪いの鏡にお願いしちゃう樹花ちゃん!
呪いの・・・が伝わってないのかな?
友達に呼ばれて立ち去る樹花ちゃん。
だが、鏡の中にはもう一人の樹花ちゃんが!
バドミントン部の割りに、ラケットケースがテニスっぽいような?
○校門
バドミントン部はライオンズマークの西武バスでキャンプ場へ。
「お兄ちゃん、じゃあ行ってくるね!」
「ああ。俺もあとから行く。
・・・加賀美と蓮華は付いて行け」
「は〜い!さあ行きますよ、先輩!」
元気な蓮華ちゃんに対して、加賀美はあまり乗り気じゃないようだ。
バスが出発した直後、祐月ちゃんが報告に来た。
「合唱部員はどうなっていた?」
「卒業後の足取りは、全員途絶えているの。
さらに不思議なことに、親たちはみな子供たちが中学からまだ帰ってきてないって」
それじゃ卒業どころじゃないじゃないか。
○呪いの鏡の廊下
総司は校舎の図面を調べた。
「合唱部にも部室があったはずだが、そのスペースが校内から消えている。
まさに、消えた合唱部だな」
「どういうこと?・・・!」
またもや通りゃんせの歌が聞こえてきた。
「わらべ歌の裏に歴史が隠れているように、噂の中に真実が潜んでいることもあるということだ」
お婆ちゃんの受け売りじゃないのね?
祐月ちゃんがふと鏡を見ると、もう一人の自分が映っている!!
そして、自分の横には実体が!!
・・・と思ったら、サナギマンだった!
なにを勘違いしたのか、鏡に映った総司に飛びかかるサナギマン!
当然鏡が割れ、中に飛び込んでしまう。
「どこを狙っている」
鏡の奥には隠し扉が!そして、隠された部屋も。
合唱部の部室だ!
祐月ちゃんが持っていた記念写真と全く同じ並びで、合唱部員が通りゃんせを歌う!
流星塾!(違)
「7年前のまま!?」
「それが全ての発端だったんだ」
総司は物陰に隠れていた理事長を引きずり出す!
「7年前、この合唱部全員がワームに擬態され、全国大会で優勝した」
パーフェクト・ハーモニーとやらが乱れてましたか?(違)
「学園の名声は高まったが、お前は真相を知って恐ろしくなり、合唱部を封印した。
しかし、過去の栄光が忘れられなかった」
「私は学園の名誉を取り戻そうとしただけだ!」
「お前はワームと手を組み、生徒をワームに売った!」
「それで呪いの鏡の噂を広めたのね」
「生徒自身が望んだ夢だ!叶えてやってなにが悪い!」
「お婆ちゃんが言っていた。
子供の願い事は未来の現実。
それを夢と笑う大人は、もはや人間ではない!
お前は教育者の風上にも置けない奴だ」
「・・・」
祐月ちゃん、スパイガンを出して理事長をポイント!
「!!
・・・既に、次の生徒 天道樹花の願いもワームに伝えてある!」
「なに!!」
合唱部員が全員擬態を解く!
キリギリスグレイを筆頭としたサナギマン軍団!
「!」
祐月ちゃん、久々にスパイガンを連射!・・・効果なし。
硝煙にまぎれて姿を消すワームたち!
サナギマンもクロックアップできるようになったのか?
それよりこいつら、7年前からずっとサナギなの?
総司は樹花ちゃんのもとへ急ぐ!
祐月ちゃんは理事長に、
「あなたを逮捕します!!」
ZECTって、逮捕権あるのか?
○バスの中
総司から連絡を受けた加賀美。
『樹花を守ってくれ。俺もすぐに行く』
「わかった。任せろ」
樹花ちゃんたちは、何も知らずに楽しく歌ってる。
この歌は「燃えろよ燃えろ」ってタイトルですが、作詞作曲は不詳だそうです。
やがてバスは、猛士の領域へ(違)。
トンネルの途中で、突然急ブレーキ!
「霧が・・・」
バスの周囲に霧が立ち込めてきた。
さらに通りゃんせの歌声も・・・。
恐怖に苛まれる生徒たち。
「みんな落ち着いて!
大きな声で歌おう。元気な声で歌えば、幽霊の声なんて聞こえない!」
自ら率先し、ちょっと外れた声を張り上げる加賀美。
一生懸命歌う加賀美に、やがて樹花ちゃんたちも同調する。
みんなが乗ってきたところで、加賀美は
「俺が外に出た後、絶対に扉を開けるなよ」
「先輩は?」
「幽霊退治だ。みんなを頼んだぞ」
「先輩」
敬礼!
蓮華ちゃんも、ちょっぴり加賀美を見直したかな?
トンネルの出口へ歩いていく加賀美。
外からは、キリギリスグレイ率いるワーム軍団!
「俺が相手だ。・・・変身!」
加賀美のゼクターの持ち方だと、ベルトにセットする時は持ち替えなきゃならんはずだが?
○さいたまスーパーアリーナ
矢車に見透かされ、落ち込んでいる影山。
「粉々に砕けたお兄さん!」
恵子ちゃんが現れた。
青田投手もいる。
「お兄さんもあたしたちの仲間になりなよ。
そしてまた、明日からがんばろうよ!」
「ふっ・・・」
矢車も来た。
「うらやましいぜ、相棒。
俺もぜひ、励ましてもらいたい」
恵子ちゃんがサナギマンになった!
当然青田投手も!
「変身!」
「へんしん」
アンニュイな矢車。
○山
サナギマンの群れにガタック一人で対応していると・・・、
「我が友、カ・ガ〜ミ!
俺はキャンプにおいても頂点に立つ男だ!」
部外者は呼んでないぞ。
出たがりな奴だ。
○さいたまスーパーアリーナ
パンチとキックが、サナギマンを一体ずつ相手にし、パンチとキックで倒す。
なんじゃそりゃ?
「相棒、やっぱりお前は最高だ」
「・・・兄貴こそ」
やってろ。
○山
真打登場!
クナイガンでサナギマンを撃破し、ハイパーゼクターを取る!
ハイパーキャストオフ!
パーフェクトゼクターを召喚!
その刃が光ると、突然サソードの変身が解け、ヤイバーからゼクターが外れて飛んだ!
「どういうことだ!?」
サソードゼクターは、ハイパーゼクターにドッキング!
続いてドレイクとザビーゼクターも飛来し、同じようにドッキング。
残念。パーフェクトゼクターの頂点に立つのは、サソードじゃ無くてザビーゼクターでした。
「お婆ちゃんが言っていた。
絆とは決して断ち切ることの出来ない深いつながり。
例え離れていても、心と心がつながっている」
と、訳のわからないことを言って、ゼクターのスイッチを押す。
『Kabuto Power.
Thebee Power.
Drake Power.
Sasword Power.
All Zecter combine.』
パーフェクトゼクターから、光の刀身が延びる!
構えるカブト!
『Maximum Hyper Typhoon』
「うわぁ!!」
気合もろとも、キリギリスグレイを横一線に薙ぎ払う!
なぜ、木が切れないんだろう?
敵を倒した直後、ハイパーゼクターが放電を始めた?!
『Hyper Clock Up.』
カブトが消滅した!?
○?
次の瞬間、カブトが現れたところは、皆既日食が起きている謎の世界。
二人の男女が走っているが、女の子はひよりちゃんだ。
「ひより!!」
カブトが叫んだ直後、
『Hyper Clock Over.』
○山
元の世界に引き戻された。
全てのゼクターが飛び去り、変身が解ける総司。
「天道!・・・どうかしたのか?」
「・・・なんでもない」
「なんでもあるぞ!!
俺のサソードゼクターを勝手に使うとは許しがたい!」
加賀美が止めに入って、剣を抑える。
無事な樹花ちゃんと蓮華ちゃんも来た。
「お兄ちゃん!」
○キャンプ場
キャンプファイヤーで盛り上がっている。
『ひより、もうすぐお前を助け出してやるからな。
そして二人の妹を、必ず俺が守る』
夜空には流れ星・・・。
これでクリスマス商戦の準備は整った!(違)
○オマケコーナー
今日もBISTRO La SaLLeにズバーンが。
「パーフェクトゼクターは最強の剣だ。
必殺技は、マキシマム・ハイパー・タイフーン」兜
「ズン!」ズバ蛮
「おい、なんだか興奮してるぞ!」鍬
「まさに伝説の宝剣!」兜
「ズン!」ズバ蛮
「なにか言いたそうだ」鍬
「正しき魂を持つ者の剣、それがパーフェクトゼクター!」兜
「ズバズバズババババッ!」ズバ蛮
「いわば、プレシャスパワー!」兜
・・・なるほど。
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