核保有論議2
北が日本の六者協議に参加する事に否定的な声明を出していたが、此れに特に反応する必要は無いだろう。
北が核実験に成功していれば、再度確認の為に実験を行うだろう。
再実験が行われないと言う事は事実上失敗したと見なして良い。
従って制御出来ない状況での暴発と言える。
若し、此れを核保有と言うならば、子供の花火の暴発も、爆竹も爆弾が出来たと言うに等しい。
米国が六カ国協議に応じた最大の理由は偽ドル対策に尽きるし、中国も対米輸出の代価を北製の偽ドルで支払われたら適わないだろう。
だから、原油の輸送パイプラインを閉めて、食料援助も打ち切り、兎に角六カ国協議再開にこぎつけるしか選択肢は無い。
日本の立場は明確で、六カ国協議に参加する場合拉致被害の解決、麻薬の取り締まり、等通常刑事事件に相当する国家犯罪の解決と陳謝が優先される。
この事が解決する見込みが無ければ参加する意味は無い。泥棒に追い銭をくれてやるに等しい場に出る事には反対する。
北は旧ソビエトが作った傀儡政権であり、後に中国が最大の支援国になった。 北の解決はロシアと中国が当たるべきで、第二次大戦終戦時にドサクサに紛れて侵攻した国が先ず事態の解決に努力すべきだろう。
勝手に作った国と称する地域に対する責任は日本にも米国にも存在しない。
残念な事に近くに在る地域であり、影響は皆無では無いので、参考迄にオブザ−バ−程度の参加は必要かも知れない。
実質、三カ国で終わる協議に日本が嫌われて迄出席する必要は無い。
単に、韓国との関係で出席しているに過ぎない。
北の世間知らずは、此れに気がつくべきだろう。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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