「新・科捜研」の女で、沢口さんや馬君が持ってくるアルミケースを見ると、
「あ、カイザギア!」と思うのは私だけでしょうか?
それから、斉藤さんが爆発実験で着てたプロテクターに、「SRI」のロゴ。
斉藤さんじゃ、トータス号には乗れないだろうなぁ・・・(違)。


今日はホージーが主役です。
デカレンジャー第11話は、「プライド・スナイパー」です。

○バンの書いた報告書を、却下するホージー。
惑星間犯罪防止会議に出席しているボスの代理だ。

・・・宇宙警察では、報告書は手書きなのか?
せめて、電子化しませんかねぇ。
どっちにしても、バンじゃ同じか。

○大気圏外から、謎の巨大物体が落下中!
「デカレンジャー出動!」
落下地点は、ニュータウン8−1−3。細かい。
地表に落下した物体は、火災を引き起こした。

○オープニング
ヴィーノ役の郷本直也さんは舞台俳優で、「テニスの王子様」の舞台版などに出て
るそうですが・・・テニスを舞台でやるの?

○デカレンジャーロボで消火に当たる。
「シグナルキャノン、消火モード!」
あっという間に鎮火。ヴィクトリーウォーカーとは大違い。
バンが瓦礫の中に、生命反応を一つキャッチ。

緊急で避難警報も出せなくて、他の住人は全員死亡・・・(汗汗)。

確認すると、「スペシャルポリス?」の制服を着ている。
ホージーが救助に向かう。
「大丈夫か?」
「ああ。街を破壊して、申し訳ない」

お前はM78星雲の宇宙人か!

凶悪犯を追跡の後、デリートには成功したが、自機は墜落してしまったと言うこの
男はヴィーノ。
ビリーザ星(笑)のスペシャルポリスで、ホージーの候補生時代の親友だ。
本部に連絡を取るために、デカベースへ同行することになった。

○ヴィーノが通信機を操作すると、画面には「unablle to connec
t!」の表示が。
惑星間交信が不調になっているらしい。原因は不明。

「ところで、お前たちのボスに挨拶させてくれないか?」
「ボスは俺だ」青
「何?」
「今だけな。本当のボスは対策会議で本部だ」青
「ここにいないのか」
ジャスミンちゃんは、ヴィーノの手が気になるらしい。彼女と同じように、手袋を
している。

○ホージーはヴィーノを連れて射撃訓練場へ。
クレー射撃風に飛び出す的を、SPシューターで撃ち落す!全弾命中。さすがホー
ジー。

どうでもいいけど、ゴーグルとイヤー・プロテクターを着けた方がいいですよ。特
に室内射撃場では。

「こいつとはあらゆる点でトップを競い合ってたが、射撃の腕だけは敵わなかっ
た」とホージーが言う。
正式採用になって2年後、突然行方不明になっていたらしい。
「捜査中の事故で記憶を失ってたんだ。それがやっと戻って、復帰したばかりでお
前に会えるとはな・・・」
ヴィーノが射撃スタート!
ジャンプして位置を変え、一撃で3個の標的を叩き落す!
「さすがだな、ヴィーノ」青
「ふっ、実戦では役に立たん遊びさ・・・うっ!」
突然胸を押さえるヴィーノ。
「大丈夫ですか?」近づくバンに、「触るな!」一喝。
「どうした?」青
「大丈夫だ。さすがに少し疲れたかな」

早速バンが真似しそうだなぁ。

○ヴィーノをゲストルームに連れてきて、休息をとることにした。
一生懸命お風呂の説明をするウメコちゃんを、冷たく突き放す。
「いつもあんな感じの人?」桃
「いや、疲れてるんだろう」青

部屋にこもったヴィーノは、胸を押さえている。

○デカルームでは、バン・センちゃん・ジャスミンがヴィーノへの不信感をつのら
せていた。
「あの人、ちゃんと調べた方がいいかも」黄
「なんだって?」青
「ホージーの親友なのに悪いけど、冷たく研ぎ澄まされた野獣の気・・・。それ以
外感じられないの。
何かある」黄
「何かって、何だ?」青
「わからない。でも普通じゃないことは確かよ」黄
バンとウメコちゃんも、ジャスミンに同意する。
「そんな筈あるか!あいつは俺の!」青
「・・・親友だからってことで、デカベースに入る時もチェックしなかったけど・
・・」緑
「・・・」青
その時、非常警報が鳴り響く!
第3動力室に、アリエナイザーが侵入!隊員を蹴散らしている!
「あいつは、宇宙の殺し屋ギガンテス!
出身星も年齢も一切不明。いくつもの星で要人を暗殺してきた凶悪指名手配犯よ
!」黄

あ、この廊下は、スマートブレイン社の・・・。

○デカレンジャーは動力室に下りた!
ギガンテス発見、変身して立ち向かう!
だが、彼らの攻撃は通用しなかった!
各個に撃破され、ブルーは踏みつけられる!
敵がレッドのディーマグナムの連射で怯んだ隙に、ブルーは脱出!
レッドを投げ飛ばし、姿を消すギガンテス。
「どこに行った!」青
「・・・はっ!」赤
レッドは突然4人を置いて走り出した!
ちょっと考えて、ブルーも彼の意図を知る。

○ゲストルームに踏み込むバン!
だが部屋にヴィーノはいない。
「やっぱあいつの仕業なんじゃないか?」赤
「奴の狙いは、なんだろう?」緑
「そんな筈はない!そんな筈は・・・」青
その時、ホージーのSPライセンスに連絡。
『俺だ。今帰還した』
「ボス!」青

○廊下に潜むギガンテス。右腕が巨大な銃に変形した!

○「一体何があったんだ?なぜ惑星間通信が途絶えた?」犬
「デカベースの中にアリエナイザーが侵入したんです!」緑
「何だと?!全フロアに緊急警戒態勢だ!俺たちはいったんデカルームに戻って対
策を・・・うっ!」犬
物陰から狙撃!ボスは胸に凶弾を受け、その場に倒れた!
「ボス!!」

警戒態勢くらい、最初の事件発生時点で出しとけよな、ボス代理!

「・・・敵の狙いは、・・・ボス?」黄
呆然と立ち尽くすホージー。
ウメコちゃんは、医療班に連絡を取る。
敵の存在に気づいたホージーが追跡する!

○デカベースの外へ逃げたギガンテス!
先回りしたホージーが銃を向けると、ギガンテスはヴィーノの姿に変わる。
「ヴィーノ・・・。お前、なぜボスを!」
「金さ。金で雇われたからだ」
「なぜだ!あれほど正義に燃えていたお前が!」
「お前は納得しているのか?刑事の仕事に。命がけの任務をしても、警察官だから
当然だという顔した奴が沢山いる。
感謝されないどころか、訳もなく恐れたり、憎んだりする奴もいる。刑事なんて割
に合わない仕事だ・・・」
「そんなこと、初めから判っていた筈だろう!」
「ある日悪魔が、俺にささやいた・・・。お前はその射撃の腕に見合った金をも
らっているのか?
自分の幸せのために力を使え!それが賢い奴の常識だ・・・。
だから俺はこの腕で、最高の金が儲けられる仕事をすることにした!」
「それが殺し屋か!」
「そうさ!世の中は全て金・・・。金なんだよ。
俺は肉体を強化改造して生まれ変わり、ギガンテスと名乗った。
銀河一の殺し屋、ギガンテスだ!」
「お前は間違ってる!目を覚ませ!!」
「ふっ・・・。ハッハッハッ・・・、ハハハハハ!・・・はぁ〜ぁ・・・」
ヴィーノの手が腰の銃に伸びた!
ホージー、降ろしていた銃を構える!
だが、一瞬早くヴィーノの弾丸がホージーの銃とブレスレットを弾き飛ばした!
「ふん。とっくに覚めてるさ。・・・お前は甘い。俺には絶対に勝てない!」
立ち去る殺し屋。
「・・・ヴィーノ・・・。ヴィーノー!!」
二つに割れたブレスレット。

○「なぜ逃げてきた?」
ヴィーノの前に、エージェント・アブレラが現れた。
「逃げた?お前から斡旋された依頼は、遂行した筈だ」
「まだ終わりではない。ドゥギー・クルーガーは生きている!」
「なんだと!」

○デカベースの医療室で、ボスは意識を取り戻した。
「おはよう、ドゥギー」白
「俺は・・・狙われたのか・・・俺が・・・」犬
「良かったでしょう?あたしの新型防弾チョッキ」白
「ああ。また命を救われたな」犬
「新装備の開発が、あたしなりの戦いだもの!」白

やっぱり。ありがちな展開・・・。次は頭を狙わなきゃ(コラコラ)。
防弾チョッキって言い方も古いね。

○二つに割れたヴィーノとの思い出のブレスレットを見つめ、涙ぐむホージー。
二人はかつて、宇宙の平和のために戦うと、このブレスレットに誓ったのだ・・
・。

○デカルームで捜査会議が開かれた。
まず、ゲストルームから電波妨害装置が発見された。

発信源が署内にあるのに原因不明なんて・・・、スワンさんも意外と当てにならな
い・・・。

記録によると、ヴィーノは2年前に退職している。
彼は元スペシャルポリスの知識を生かし、ドゥギー・クルーガー暗殺のために乗り
込んできたのだ。
突如デカベースの施設を襲ったのは、肉体改造の副作用で生じる、殺人衝動のため
だ。
「ヴィーノは、既に宇宙最高裁判所において、デリートが確定している。発見しだ
い・・・?」犬
通信が入った。ヴィーノからだ。
『ドゥギー・クルーガー、この女の命が大事なら、今すぐポイント7-6に来い。今
すぐにだ!』
「なに?」犬
『猶予はないぞ』通信は切れた。
ボスは自分が囮になり、SP作戦B−3を命じようとしたが、「俺が一人でやりま
す!」ホージーが申し出た。
「あいつに射撃で対抗できるのは、俺しかいないんだ・・・」

○未確認生命体が出そうなバー。
ホージーが一人で乗り込んで来た。
「宝児か。なぜお前が来た?」
「ヴィーノ、俺と勝負だ!俺を倒せば、次はボスが来る。それは約束する」
突然16ミリ映写機が回りだした。

といっても、何も映ってない様だ。
フィルムの量から言って、残り3分くらいかな?

「いいだろう。だがその腕で、この俺に勝てるか?」
ヴィーノが人質を抱えて出てきた。
先ほどの撃ち合いで、ホージーの右手は負傷している。
ヴィーノは人質を放し、ギガンテスに変身した。
「・・・エマージェンシー・・・」ホージーも変身。
ディー・スナイパーをセットアップ。
「・・・いつでも来い」
フィルムが終わった。

巻き取り側のリールを見ると、全長で30分くらいの長さがあったみたい。

振り向きざまに、銃を構えるブルー!
ギガンテスも同じく!
両者の銃が火を噴く!
倒れたのは・・・、ギガンテスだ!
「なぜだ!その腕でこの俺に勝つなんて!」
「今のお前には、解らないだろう。この腕を支えてるものがなんなのか。
刑事の・・・誇りだ」
「フッ、ハハハッ笑わせるな!誇りだけで生きていけるか!金以外に、正義なんか
ないんだ!!」
突然カプセル薬を大量に飲み、巨大化するギガンテス!

お前はクルーゼ隊長か。

ギガンテスの腕から、ブレスレットが弾け飛んだ。

○夜の街に、デカマシンが出動する。

街は真っ暗(笑)。灯火管制してるのか?

巨大化前とは打って変わって、肉弾戦を展開するギガンテス!
キックをかけた足をロボにとられ、ジャイアントスイングで投げ飛ばされる!

「Good−by forever and ever・・・」
ブルーは旧友に別れを告げ、シグナルキャノンで止めを刺した・・・。
「・・・これにて、一件・・・コンプリート」

○「・・・つらい結末ね」白
「・・・ああ」犬
「それにしても、あなたの暗殺を依頼したのは、一体誰なのかしら?」白
「・・・心当たりはある。・・・うむ」犬

○デカベースの正面に、ヴィーノのブレスレットが落ちていた。

二つに割れてないから、ヴィーノのに間違いないよね。でも、どうしてそこにある
の?

拾って、自分の右手首に装着するホージー。


スペシャルポリスの世界は、時として非情だ。
それが犯罪に立ち向かうプロフェッショナル達の、ライセンスなのである。
捜査せよ、デカレンジャー!戦え、特捜戦隊デカレンジャー!!

・・・「非情のライセンス」渋い・・・。

○ミニコーナー
「ヤッホー!今日はパトシグナーの紹介だよ!
サインボード!アリエナイザー出現!突入!攻撃!捕縛!
それにジャッジメント!いろいろ出るよ!
しかも水の上でもス〜イスイ!」
ワォ〜ン!浮き輪!ゴーグル!海パン?
「僕だって、って言いたいの?」
ワン!

マーフィー、お茶目。


ギガンテスとホージーの撃ちあいのシーン。
はじめから正対していたはずなのに、何で撃つ直前に二人とも振り返ったんだろう
?
画が繋がってないぞ。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
アットマークの前にアルファベット小文字でタイプRと加えてください。