"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> wrote in message
news:A0Ogc.688$G14.496@news1.dion.ne.jp...
>  ただ、この方法では、どうしても感度が下がるのは避けられ
>  ないので、コスト優先で安全性を二の次にしているという事に
>  関心が行くとまずいので、河野くんみたいな誤解をして、
>  献血をHIV検査の目的で使う馬鹿が増えると、検査で検出
>  できない感染直後の献血まで増えて、危険だというのを
>  口実にして、検査結果を非通知としているのです。

 ついでに、もう少し詳しく。
 HIV陽性の告知に関しては、日赤ではフォローが出来ない
 という問題が大きいです。
 「コレステロールが多いね」くらいなら「病院で見てもらえば」
 で済むけどHIV陽性では、どうフォローしてよいかわからない
 ですね。
 それで自暴自棄になった馬鹿が、どっかのポルノ男優よろしく
 あっちこっちに撒き散らして、社会問題化でもしたら、「献血
 事業はもっとちゃんとしたところでやれ」って話になっちゃいます。
 実際問題、献血にまつわる問題が社会問題化して、赤十字から
 切り離されて国家管理下の組織が運営している国は少なく
 ありません。
 慈善事業と同様に、旨みたっぷりの血液事業を手放したくない
 から、あえて地雷を踏まないために、非常にあやふやな態度を
 取り続けているのが、現状です。

> > もしかして、全頭検査すれば危険部位の除去はいらないと思っている?
>
>  全頭検査した上で、危険部位の除去、および、解体方法の
>  改善により髄液の混入防止、さらに、飼料への異物混入
>  防止等、全てをする事で安全が担保されるんだよ。
>  摩り替えているのが、本当に理解出来ないのか、哀れですね。

 「プリオンが含まれる」とされている部位は、脳内だけから、
 髄液やリンパと広がってきています。
 ただ、それが、現在食されている部位に拡大したとしても、
 含有率が低いから発見しにくかったわけですから、摂取しても
 発病する可能性はかなり低くなるでしょう。
 河野くんが言うように、「漏れ」もあるでしょうが、できる限りの
 検査をして、できるだけ疑わしい部位は排除して、牛の感染
 原因とされるものを極力排除する事で、確率は下げられるでしょう。
 それでも、何人かはなるでしょうが、それは、イラクに行って
 (というか、あの事件以降、他のイスラム圏も危ないね)
 捕まって殺される馬鹿と比較して、多い・少ないってレベル
 に抑える事ができるかどうかは、対応の仕方にかかっている
 と思いますね。
 イスラムの反感を買いながら、脳天気な旅行をする馬鹿が
 増えて、かつ、牛肉に関してはきちっと対応がされれば
 後者の方が少ないだろうし、きちんとした国際貢献が
 されて、自覚ない馬鹿が海外に行かない状況で、
 河野くんの食卓を肉で飾る為に規制緩和すれば、
 後者が目立つようになる。簡単な話です。おわかり?