国の為に殉じた人々の霊に敬意を表明する事は、国民として当然の事である。
 此が、宗教施設で有ろうが、無かろうが、問題とされるべきで無い。
 全国各地には護国神社があり、その地方出身の兵士が祀られている。
 私は、未だ生まれて居なかったから会った事がない伯父に当たる人の為に必ず参拝している。
 勿論、お盆には墓地にも参る。墓地は仏教式の墓である。
 戦死された兵士は神になったのだろうか、仏になったのだろうか。
 その疑問に答えるが如く、神でも仏でも無いとする施設を新設する事を検討される様だ。
 
 その施設に名前を刻まれるのは、軍籍の有った人としても、内地帰還の後に除隊された人以外総て軍籍があり、
 当然今問題とされている所謂A級戦犯とされた方も軍籍は有ったと思う。多分除隊手続が取られたか疑問だ。
 抑留された人々はの多くは現地除隊とされた様子だが、帰国刷するまでは事実上規律の中での生活であり、
 抑留中亡くなられた方も軍人としてなくなられている。少なくとも相手国が民間人とは区別して軍人として扱っている。

 靖国神社が宗教施設であろうが、なかろうが、祀られた側は関知しないだろうし、詣る側も気に止めない。
 気に止めるのは、宗教人と外交の道具にしている国だけではないだろうか。

 いっそ、日本もイスラム教国に見習って、日本神道国とすれば政教分離も言わなくて済むし、外交問題にもならないだろう。
 皇室が神道故、国教を神道として他に任意の宗教を認めるとすれば問題は解消し、余計な経費は抑えられる。

 国教を定めても国際的には何等問題は無い。むしろ国教を定めている国の方が多いと思う。
 その上で、思想信条の自由を定めれば良い。
 
 公明党に聞いて見たい。 案外創価学会を国教とするかも知れないが。