もはや、ジャーナリズムは、社会の木鐸足り得ない。
ジャーナリズムそのものが商業化し、体制に組み込まれた時代なのである。
さらに、米国はもはやヒットラーのナチスの双璧をなす巨大ファシズムの時代
に入っている。言語によるあいまい主義による思考の混乱という戦略はいまや
進化し、サブリミナルによる催眠効果が選挙民を汚染し、9.11に代表され
る巨大劇場放映により完全に演出してコントロールし、かつ、戦争を商品化し
ている。人間の血は単なる雨しずくに等しい扱い。
反論すれば愛国法で首を絞め飢え死に。

このような時代は政治がファシズム化しているのである。

だが、ファシズムを防ぐ学問が一切進化していない。既成の政治学では、権力
を監視する機構までが権力の側にあり、権力を監視する機構が機能していな
い。
これは学問がないからである。民主主義を補完する政治監視学が早急に纏め上
げられ、どこかの大学で開講しなければならない。