Fumimaroさんの<SuBSe.33134$Tf5.15612@newsread1.mlpsca01.us.to.verio.net>から
>まず、340兆が官から民へ流れるというこの大嘘を
>堀衛門も、だまされて、本人もテイノウなので言ってますが日本人はまずこの
>大嘘を理解すべきです。

朝日新聞の2005年9月3日(土)p.12によい記事が有りましたね。

2003年度
家計―>政府・自治体10兆
家計―>郵貯・簡保―>政府・自治体130兆、
家計―>郵貯・簡保―>財投―>政府・自治体190兆、
家計―>民間金融機関―>政府・自治体280兆             
 
2003年度
家計―>民間金融機関510兆
家計―>郵貯・簡保350兆
家計―>政府・自治体10兆
最終的には
・・・―>民間企業160兆
・・・―>特殊法人80兆
・・・―>政府・自治体610兆

2017年度
家計―>民間金融機関1090兆
家計―>郵貯・簡保210兆
家計―>政府・自治体100兆
最終的には
・・・―>民間企業310兆
・・・―>特殊法人50兆
・・・―>政府・自治体1030兆

民間企業は、どっち道、政府・自治体の公債を買う。
政府・自治体の公債依存体質がある限り、郵政民営化しても
家計預金の行き先に占める官と民の比率は大きくは変わらない。
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基礎的財政収支黒字は平成12年。それまでは政府・自治体の累積赤字は増え
る。公債で負担する。民には流れない。
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1.長期金利が上昇して4%台に乗ることを前提としての試算であるという。
2.しかし、金利が上昇すると、金融機関の保有国債が値下がりらしい。
3.金融機関は2000兆の国債を保有していて、金利上昇=保有国債の下落
のなかで国債・地方債という公債は買いすすまないという。
4.さらに、4%台にのれば、民間の資金需要が増える。官と民の金の奪い合
いも起こるようだ。
5.結局、日銀による膨れ上がった国債の買い入れ増し
こういう構図が描かれている。

1.もし、景気低迷でゼロ金利なら、民間に資金需要はおこらず、民に金は回
らない。

どっちみち、民営化しても、民には金は回らない。
景気が4%台の金利でよくなったら、資金の奪い合い。
低迷ならもともと民に金は回らず。

民営化で340兆が民に流れて最後まで民間企業に行くというのは大嘘。














  

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Fumimaro mailto:nonomura_f@hotmail.co.jp