今月の宇宙船誌は、表紙が地味すぎて、目の前の棚にあるのに気がつかなかった。
今回のビックリ記事というと、やはりグランセイザーの新メカ、五式支援機ユウヒ
でしょう。
操縦するのはジュピター・ビット!(遠隔だけど)。
予想通りダイロギアンを分析して地球の技術で保管したものだが、動力はなんと、
ヂーゼル!
燃料の軽油を装甲の間に入れることで、緩衝材として利用する。
格納庫は、どっかで見たような・・・。
雰囲気は、ギンガマンのギガライノス?
左肩に砲塔が載っている形状から察するに、巨大な戦車か何かに変形しませんかね
?
ところで、ユウヒって何?
夕日・雄飛・勇飛・熊羆・・・。

うしおそうじ氏が亡くなったこととは無関係でしょうが、「マグマ大使」の特集。
貴重な写真が満載です。


無事に2クール最後を迎えたグランセイザー、第26話「異次元の囚人」です。
あれ、今回のサブタイトルは、「!」が入ってない。

○オープニング
本日のゲスト、吉岡麻美ちゃんを演じるのは、亜沙里チャン。お姉さんはタタミと
か言うのか?(違)

○宇宙
地球に向かってくる、謎の宇宙船。
木星がなんぼデカいからって、土星からそんな風には見えないだろう。
ウォフマナフの宇宙船は、シールドを展開しながら航行するんですね。
従来の番組だと、この辺は不可視のシールドにして、VFX代を節約するもんだけ
ど。

「再び平和が蘇った地球。だが既に、新たな侵略者の間の手が迫っていた!」

○夜道
逃げる女性。
前方は行き止まり。
大型の銃(ワルサーMPLを改造)を撃つ黒尽くめの男。
撃たれた女性の周囲の空間が歪み、女性を吸い込んでしまった。
男が去る。
後に残ったのは、ハイヒールが片方だけ。

○堀口研究室
いつもにも増して、散らかっている研究室。
剣と未加ちゃんが、研究論文の資料整理をしている。
博士は御園木課長と、国防省にインパクターに関する報告をするため出かけた。

大量の資料に阻まれて開かないドアをこじ開けて、天馬が訪れた。
「・・・そっか。一応大学の先生だもんな。なんたって、博士だもんな。ぜんぜん
見えないけど」
忙しいから追い出そうとする未加ちゃんに、「なんだよ。せっかくバイト代入ったか
ら、なんか奢ってやろうかなって思ったのに」
「結構です。どうせあなたのバイト代じゃさ、立ち食いそばか牛丼がいいとこでしょ
う?」

今では牛丼は高級料理だ。いつごろ撮ったんだろう?

未加ちゃんに断られた腹いせに、剣を連れ出す天馬。

○バーミヤン
・・・せいぜいがんばって、中華ファミレスか。
未加ちゃんの態度が悪いことを愚痴る天馬に、「それって、天馬さんにだけだよ」と
言う剣。
「なんでよ?まさか・・・んなバカな!」

どっちもどっちだ。

店に入ろうとした時、神谷巡査が通りかかる。
「特別警戒中なんだ。おかしな事件が続いてな」
都内で謎の失踪事件が相次いでいる。
「失踪というより、蒸発だな」
短時間の間に、理由も手がかりも無く姿を消す人たち。
不審な車や人物も目撃されていない。
「まさか、また異星人の仕業じゃ・・・」
と、タイミングよく、女性の悲鳴が!

○高架下
追い詰められる女子高生。
黒尽くめの男が銃を向ける。
「やめろ!」天馬たちが助けに来た!
犯人を押さえつける神谷巡査!
男の帽子を取ると、なんと、異星人だ!
3人を振り払って逃走する異星人!
天馬と神谷巡査が犯人を追跡、剣が女子高生を助ける。

○堀口研究室
「また異星人?」
珍しく、涼子さんが来ている。
襲われていた女子高生、吉岡麻美ちゃんは、昨夜の事件を目撃したために狙われて
いるらしい。

○路上
剣が麻美ちゃんを送ってゆく。

研究室か警察で保護した方がいいんじゃないの?

彼女の両親は、海外に赴任している。
姉や博士のいる剣を羨む麻美ちゃん。
「怖いよ!あたしどうしたらいい?またあいつが襲って来たら!」
「大丈夫。僕たちが必ず守るから。ね?」
「本当に?」
「うん」

天馬たちは、異星人の捜索を始めた。

○堀口研究室
「麻美ちゃんを囮にする!?」
捜索の成果が上がらなかったため、異星人が彼女に接触したところを捕らえる作戦
を立案する博士。
当然剣は反対する。
涼子さんは「ムキにならないで。同情しているだけじゃ、何の解決にもならないで
しょう?」と剣を説得する。
「何の関係もない普通の人を、僕たちの戦いに巻き込んでもいいの?」
「・・・いいかね、剣。お前の言ってることは間違っちゃいない。
でもなぁ、大勢の人々を助けるためには、たった一人の人間の勇気が必要な場合も
あるんだ」
「博士・・・」
「剣、普通の人を巻き込まなけりゃいいのね?」
未加ちゃんがなにやら提案し、作戦は決行された。

○路上
・・・制服を着込んで、浅見ちゃんに変装した未加ちゃん。

髪形も違うし、かなり無理じゃないか?

「借りた制服にしては、結構似合ってるじゃない」
「どこがだよ!全く、身代わりなんて、無茶しやがって!」

本人を囮に出す方が無茶だと思うが・・・。

未加ちゃんを狙って、カーブミラーから姿を現すビズル星人!?

番組を間違ってないか?
色合いがカイザだし。

背後に現れたビズル星人に挑む未加ちゃん!

う〜ん、スカートがちょっと長い。

すぐに駆けつける天馬と涼子さん!
「もう逃げられないぞ!」
体勢を立て直し、銃を抜くビズル星人!
銃口は未加ちゃんへ!
「危ない!」
盾になった天馬ごと、次元の歪に吸い込まれる未加ちゃん!

○異次元?
気を失っている未加ちゃんを起こす天馬。
庭園のようだが、いくつも鏡が点在している不思議な世界。
空は紫色に輝き、妙な形の建物が建っている。
まるで、雲の上に浮かんでいるようだ。

近所の崖の上に、ガオライオンが(居ない)。

○堀口研究室
ナックルライザーで、二人と連絡を取ろうとしている剣。
だが、応答は無い。
途方にくれる戦士たち。
責任を感じたか、部屋を出て行く麻美ちゃん。

○異次元?
建物の中を探索する天馬と未加ちゃん。
一角の鏡の上に、セーラー服がまとめて置いてある?
落ちている生徒手帳は、蒸発した女子高生の物だ。
後方で物音がした。
二人が行ってみると、目の前で女性が粒子状に分解し、服を残して消えてしまった
!!
「なんなんだ、一体?」

やっぱり番組を間違ってないか?

○アイキャッチ
今日は順当にミトラス。

○異次元
『この異次元空間では、時間の流れが違うのだよ』
天馬の疑問に答える声。
『したがって、細胞は急速に老化し、やがて死滅する』
声の主を探す二人。
「どこだ!?出て来い!」
ビズル星人は、上の階にいた。
『そして、一片の骨も残さずに消滅する。君たちもそうなるのだ、グランセイ
ザー』
「あなたは何者なの?何の目的でこんなことを?!」

制服マニア(違)。

『我々は、ビズル星人』
と言って姿を消す。
再び姿を現したときは、鏡の中だ。
『惑星最高会議、ウォフマナフの命を受け、君たち地球人類を駆除するためにやっ
てきた』
「ウォフマナフって?!」
「ふざけるな!人間をゴキブリ扱いしやがって!」
『人類全てを異次元空間に転送し、無人となった地球を平和な惑星として再生させ
る。
今回はそのための実験だったのだよ!』

ジェネシス計画(違)。

『既に第1段階は終了した。まもなく第2段階として、大規模な次元転送システム
が完成する。
そして、東京の街全体を、人間諸共異次元空間に送り込む』
「俺たちがいる限り、そんなマネはさせない!」
『だから君たちを、一足先にこの異次元空間に送り込んだのだよ。邪魔をされては
困るのでね』
「それじゃやっぱり、最初から罠だったのね?」
ビズル星人に殴りかかる天馬!
攻撃をかわし、逃げる異星人!
地の利を得て、鏡から鏡へ逃げるビズル星人!ミラーマンかい!
三次元の感覚器官しか持たない天馬たちには、奴を追いきれない。

細胞が急速に老化してって言う割りに、消えたお姉さんは老けてなかったけど・・
・。

○公園
麻美ちゃんと剣。
「心配だね、お姉さん」
「お姉ちゃんだけじゃない。天馬さんだって。僕たちみんな、家族と同じなんだ。
同じ宿命を背負った、一つの家族なんだ」

○異次元
「このまま、もう戻れないのかな?」
「戻れるさ!なんて顔してるんだよ!未加らしくも無ぇ!まるで女の子みてぇじゃ
ねぇか」
「あたしは、女です」
「そうそう、その調子。お前はその方が、ずっと似合ってるって!」
「・・・天馬・・・」
「どんなことがあっても、絶対元の世界に戻してやる。だから、そんな顔すんな」

不器用な奴。
とにかく、未加ちゃんに笑顔が戻った。

○路上
「そこです」
涼子さんが、事件のあったカーブミラーの前に博士を連れてきた。
「自分たちも、さっき調べてみたんですが、手がかりは無い・・・」
「見落としって事があるだろう!!」
苛立ち紛れに、神谷巡査に怒鳴り散らす博士。
「・・・いや、じっとしちゃ居れんのだ。何かやっとらんと、悪い想像ばかりして
しまうんだ」
周囲を調べだす博士。
その時、再びミラーが波打ち、ビズル星人が出現した!
『残念だが、君たちの仲間は二度と戻ってこない。降伏しろ、グランセイザー!』
「ふざけないで!天馬たちをどうしたの?!」
『まもなく、異次元空間で消滅する運命だ。そして、君たちもだ!』
涼子さんたちに銃を向け、撃った!
二人はかわしたが、巡査の自転車が消滅。
「ああ!!」

官給品なのに!始末書になんて書けばいいんだ!

変身して立ち向かうヴェルソーとトラゴス!

○味の素スタジアム
敏捷性を生かして戦う二人!
ビズル星人の動きも速い!
再びビズル星人が銃を向ける!
「セルクロス!!」
ヴェルソーの投擲した円盤が、銃を弾き飛ばした!

○異次元
突然周囲の鏡が砕け始めた。
異変に気づいて外に出た二人の上空が、色を変え始めた。
「あれってもしかしたら、次元の裂け目かもしれない!」
「ってことは、あそこを潜り抜ければ、元の世界に戻れるって訳か!
よし、やってみよう!」
「どうやって?」
「俺がバーニングファルコンで裂け目を拡げる。それと同時にお前があそこを潜り
抜けるんだ!」
「天馬はどうするの?」
「言っただろう。どんなことがあっても、元の世界に戻してやるって」
「だったら、二人で一緒に!」
天馬はその案を否定した。
「一瞬の勝負だ。もし失敗したら、次元の裂け目が塞がっちまうかもしれない」
「だけど・・・」
「お前が行くんだ!ビズル星人の計画を伝えないと。
このままじゃ東京ごと異次元の世界に弾き飛ばされちまうぞ!」
「天馬・・・」
「迎えに来んの、忘れんなよ!
・・・それと、もし二人無事に戻ることができたら、・・・俺・・・」
そうしている内にも、裂け目が小さくなってゆく。
「やばい!急げ!!」
「わかった!装着!!」
「未加、行け!」
ミトラスが翔ぶ!
「バーニング・ファルコン!」
炎の矢がミトラスを追い越し、次元の裂け目に突き刺さる!
閉じかかった裂け目が一瞬拡がり、ミトラスが潜り抜けた!

ミトラスが着いた所は、ダイノアースだったりして・・・。
閉じ込めたのがイカルス星人だったら、変身すらできなかったのに・・・。

○味の素スタジアム
得物を手に、ビズル星人に猛ラッシュをかけるヴィジュエルとトラゴス!
その時、上空に時空の裂け目が出現し、ミトラスが飛び出してきた!!
「未加!」
『そんなバカな!』
「あの渦の中心を撃って!早く!!」
「わかった!」
ブラントルネードと、フルムーンスラッシュが上空の裂け目に命中し、爆発の中か
らタリアスが飛び出した!
「天馬!」
落下の勢いに載せて、そのままビズル星人にドロップキックを叩き込むタリアス!
予想外の事態に動揺するビズル星人。
間髪をいれず、超電ドリルキック(違)を見舞う!

ワイヤーアクションが冴える!

吹っ飛ぶ異星人!
その時、上空にビズル星人の宇宙船が出現!
地上の星人を処刑し、そのまま飛び去った。
「なんて奴等だ」

今回も、クラウドドラゴンは迎撃しなかったのか。

戦いが終わって、変身を解いた一同。
涼子さんが素朴な疑問を天馬に問う。
「それにしてもねぇ・・・。もし、バーニングファルコンで逆に渦が消滅したら、
どうするつもりだったの?」
「え?いや〜、そんなこと考えもしなかったな」
「え?あれってただの思いつき??」
「ま、野生の勘って奴だな。なんか巧く行けそうな気がしたんだよ」
「どうしてあんたって、そう能天気なのよ!」
「なんだよ!お前が戻ってこれたのは、俺のおかげなんだぞ!」
「なによ、運がよかっただけじゃない!!あんたの事なんか、絶対信じませんから
ね!」
「よく聞けよ。運も実力の内なんだよ!」
旅古参と神谷巡査は、ただ呆れるだけ。

喧嘩している二人を物陰から監視する麻美ちゃん。
彼女の指輪が怪しく光る・・・。

「お姉ちゃん!」
「剣!」
再会を喜ぶ姉弟。そして博士。


新たな侵略者、ビズル星人の罠を打ち破った天馬たち。
だが恐るべき悪魔の計画は、着々と進攻している。
果たして、グランセイザーは異次元転送計画を阻止できるのか?



ビズル星人からあの銃を奪い、スイッチを切り替えて撃つと二人が戻ってくるとい
う展開を予想したんだが、そうならないところがグランセイザーだね。
ちょっと、こじ付けっぽいけど。

あの時、天馬は未加ちゃんになにを言おうとしたんでしょう?
「もし二人無事に戻ることができたら、・・・俺・・・」
一緒に牛丼食いに行こう!とかいうパターンか?

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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