新株予約権の差し止めを受けて、ライブドアが勝ったような世論が作られているよう
ですが、発行を言い出した時点でフジの戦略は成功していたのでは?
そもそも、フジもあれが通ると本気で考えていたのかなあ?
新株発行と上場廃止をちらつかせれば、たいがいの投資家はびびってしまってTOB
に
応じると考えて、花火だけ打ち上げたのではないですかね?
新事業も買収もなにもないのに新株が発行されれば、企業価値は増えずに株数だけ増
えて
株価が下落するのは見えています。また、上場廃止になったうえに、フジは買い増し
しないと
公言(実は買っているそうですが)しているわけですから、へたすれば、ニッポン放
送株は
紙切れ同然になる可能性もあるわけです。
もちろん、ライブドアが買ってくれる可能性もあるでしょうが、ほとんどの機関投資
家は、
フジとの関係もあるだろうから、さすがにすぐには売れない。そうこうしている間
に、ライブドアが
どう転ぶかわからない以上、冒険はさけてTOBに応じるって考え方が強くなるで
しょう。
もともと、どっちにすようかって状況で、上場廃止と新株発行話が出てくれば、自社
の株主に
対する説明もつくから応じちゃえって話になるでしょう。
その結果が、1/3超えのTOB大成功なわけです。
また、今回の決定は、ニッポン放送の増資でフジの拒否権を薄めたいライブドアに
とっても
縛りになるわけで、なかなか巧妙な作戦だと思いますね。ホリエモン危うし。しっ
しっし。