QQねずみの物語
【第一章】 4 (終わりで、始まりの話)
さて、私、QQ星のねずみが地球に来て、幾年の月日が経っただろうか、、子供達も増えた。
もう、数えきれない。 嫁は、良いこんころもちで、お昼寝している。
私が地球に来たのは、QQ星は、科学技術が進んではいるが、自然が少ない、面白味がないのだ。 大抵は作り物で、、その点、この地球には草木も本物だし飲み水も清いし、川には小魚も大きいのも一杯いるし
そして、QQ星は仲間種族が多すぎて住みずらく、はるか遠い、この地球にたどり着いた。
QQ星のねずみは、地球ねずみより育ちが遅いそのかわり長生きだ。 しかも、突然変異で何十倍も長生き出来るのが時折、生まれる。 それがこの私なのだ。
実は、地球ねずみの嫁(不細工で肥気味のねずみ)は私の甥っ子に遺伝子操作してもらい、私の遺伝子を混ぜてもらい、私と同じ長生きねずみになったのだ。
不細工で肥気味で、一日中何たら、かんたらお喋りなのだが、まぁ、、情が移ってしまい、子供らの為にも長生きさせようと内緒(甥っ子)の手術が成功していたのだ。
だから、彼女の、兄弟・親類なんぞ とっくの昔に亡くなっている。 まぁ嫁は、孫の孫の孫・・・に、囲まれて幸せそうである。
私の子孫達は、全部羽つきねずみで、大空を元気に飛び回っている。
平和そのものだ。
生き物は、適当に食べ物があり、それを得る為の仕事をし、娯楽があれば、争そいなぞ起こりはしない。
それが、QQ星のねずみ達・・・しかし、数が増えれば、何らかの障害が生まれる。
その時は、別の天体移動とか、広い宇宙だから・・・。
現実社会の構造は、天敵による自然淘汰、植物連鎖、弱肉強食(人の世〜)、、、など・・・。
せめて、物語の世界だけでもユートピア・・・
私の好きな物語は、トーベヤンソンさんの「ムーミン」
そして、この「QQねずみ」メインの物語は、私の甥っ子の、通称 「なんでも博士」というのが、これからの第二章から始まる。 彼が本当の主人公 (勿論、、、、ねずみです)。
nakanishi
第二章は、しばらくの日数経過後の予定......^^;
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