25日金曜日の株・為替の摩訶不思議:世界の支配者の出来レースに世界中がひっかかる。
日本、アジアで上げておき、欧州で上げておき、いざ米国時間で馬鹿下げ。
世界中のマーケットトークは200%米株の馬鹿上げを予測していた。
蓋を開けると、停止、急降下。
新たなるサブプライム問題の流布で。
月曜日、さらなる下降に向かう。
しかし、ここでまただましが。それでも二匹目のドジョウはいると見ている胴
元。信用収縮のもと向かうところは1ドル100円以下。
ガソリンの暫定税など、枝葉末節。
こんな問題は本質ではない。
円安キャリートレード容認米国属国為替政策が、すべてである。
貿易で儲けようなどという産業構造が間違いである。
つまり、この種の問題は、谷村のいうような、失業の視点や税金の視点や福祉
の視点では、まるでらちがあかない問題なのである。あまりに構造的すぎて小
手先の対策ではにっちもさっちも行かないのである。
では、この種の問題の本質の底の本体とはなにか。
「労働」という概念の問題なのである。
労働=失業でない状態、労働=賃金を得る、労働=金
このような発想では、我国は労働概念の革命を実施できない。
我国に必要なのは、労働という概念をまずすべての国民が変更しなければなら
ないことである。
労働とは、金の問題以前に、働くことが人間の生きがいであるという社会の実
現なのである。経済の面からしか労働を捉えないなら、我国の経済構造は変化
することはない。永久にライオンのような猛獣の肥大社会に行くだけ。
ライオンの食欲は体重に比例してますますマンモス化し、弱小哺乳類は絶滅
へ。
世界の歴史的変換は、労働の歴史的変換へのパラダムシフトなのである。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735