投売りで、大損したかたがたも多かろう。
ハゲタカは待ってましたとぼろ儲けしたはずだ。
退職金を使い果たした哀れな人も多かろう。
ハゲタカは高笑いしている。
だが、序章の序章である。団塊の世代の悲劇はまだまだこれから先に。
まぁ、被害者はどんどんでてくるだろうが、自己責任ということばで乞食に
なっていくだろう。これが金融市場原理主義日本国家の悲惨な末路である。

直近の経済状況で言えば、世界株式大暴落から反発の兆しが出たが、このV時
はまだまだ投売りしたにもかかわらず、資金を持っているものが大勢いること
を証明したようなものだ。ハゲタカは満足していない。投売りさせつくすまで
満足しない。上がるのはそれからだろう。

で、第二段の投売り劇場がセッティングされていると見る。

善良な日本の欲の皮のつっぱったじいさんばあさんが、地獄の底に突き落とさ
れるのをみるのは同じ日本人としてつらいものであるが、郵政民営化の最終仕
上げは、このような悲劇が爆発的に発生するに至るであろう。
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大手新聞を見ても警戒観が弱い。まるで、株価回復の線路に乗っているかのよ
うな記事が目だつ。危険であろう。