てつたろです。
巷で評判の悪い「いぬかみっ!」ですが、「死神」のエピソードと
「おとさん」のエピソードは秀逸だったと思う私です。

Karura Asagami wrote:

> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>  さて、麻上が思う「良いOP、ED」を書く時に、今期は非常に分かりや
> すい例が有りまして、「いぬかみ」のOPは「悪い」の筆頭で御座います。
> 何ですか、あの本編と全く反りの合ってない曲は。

いえいえ、それは「ようこ」の本質を視ていない(まだ描かれて
いない)せいだと思われます。

そう、あの曲はようこの本質を歌っています。
ようこと啓太の絆の歌でもあります。

# 以下「ネタバレ」があります。
# 視聴予定、ノベルの購入予定者はご注意ください。



初回で「犬が怖い」という伏線があったように、
そして「死神」の回で本性を顕したように、
ようこは「犬神」ではありません。
犬神の里で、ようこは孤独と絶望の日々をすごしていました。
唯一、相手になったのはお目付け役のなでしこぐらいで
しょうか。

そこへ現れた啓太。
啓太に惹かれたようこでしたが、ある理由で里を離れられない
ようこ。
そこでようこは……
そして、再び啓太が現れる日を待ちます。
今度こそ、啓太と契約をするために。
# 初回で、「里から出るためだけに啓太と契約をした」フリ
# をしましたが、実は以前から啓太のことを待っていたのです。

そんなようこを、背景を察しながらも受け入れる啓太。
「おとさん」の回ではそんな懐の広さも窺い知れます。
# 広過ぎて困った男でもありますが、肝心の時にはやる男です。

アニメ版でその辺が描ききれるか心配でしたが、「死神」、
「おとさん」の回を視る限り、なんとか安心できそうです。

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