恵畑です。
いつも使わせていただいているサーバが障害復旧中なので、Googleからポスト。
うまくいくだろうか。

On 8月31日, 午後2:10, Makiko <sh...@kyoto-econ.ac.jp> wrote:

> 最終話「Eにさよなら/この街に正義の花束を」

最後は元に戻ってしまう、ってわけでもないか。
もちろん断じてユウスケ・サンタマリアなどではない。

> ○ペットショップ
> 緑のプリズムっぽい視界を通して見えるのは――

鳥さん視界なのかな〜、"Ghost" か、とかこの時点では思ってました。

> レジェンドデリシャスゴールデン缶が入荷していないと店員に詰め寄る翔太郎。
> ミックのためなら所長も出費OKなのかしらん?
> 店長のサンタちゃん(定職に就いたのね)が謝って収める。
> 「誰なんですか、あの人!」
> 「左翔太郎。どんな危機でも救ってくれる、この街の顔さ」

普通にチョイ役だと思ったら。

> 店を出る翔太郎をつける少年。
>
> 《フィリップ・・・おまえが消えてもう1年になるな。風都タワーもようやく
> 再建されたぜ。でもな、俺は、おまえにあわせる顔がねえ》

ダブルの場合、2作とも完全に劇場版がストーリーに組み込まれてしまってます。

> ○警察病院
> 場面切り替え時に白くなるので回想シーンっぽいんですが。
> ずっと眠り続けていた若菜が目を覚ましたが、心配したよと声をかける翔太郎
> に対して敵対的な反応。

いい歳こいたオッサンも注意力散漫なせいか、ちょっと時制が混乱。
おともだちはだいじょうぶだったかな。(オッサンよりだいじょうぶだったりして)

> 「第一、完全な人間はいないっていうじゃないですか。僕は子供で、まだ半人
> 前だし、人に頼るのは当然ですよ」
> キレた翔太郎、晶の襟首をひっつかんで調査に出発。

亜樹子所長のスリッパが飛ばなかったことが不満だ。:)

> ○喫茶店
> 唯が通う嵐が丘高校の連中は、EXEという悪い連中と関わってるらしい、と
> エリザベス。
> EXEはガイアメモリを売買してる若者のグループだと、ウォッチャマンが解
> 説。

供給は止まっているのにそんなにうまく調達できるのかね〜、とか言ってはいけない。

> ボスはエナジーと呼ばれてる、とクイーンが補足。

さすがに最終回なので総出演なんですな。

> 「よし、キーワードが揃った。嵐が丘高校、EXE。相棒に連絡だ」
> 「フィリップ君、海外留学から帰ってきたの?」
> 「・・・あ、いけね。つい、癖で」
> これでフィリップに電話がつながったりしたら、ケータロスで復活したイマジ
> ンズのパターンになるところですが。

1年間ずっとこのパターンだと、観察していたフィリップに呆れられていたのかも。

> ○EXEの溜り場
> 翔太郎と晶の前に、リーダーらしい若者が現れて笑う。
> 「子供のくせにメモリの取引なんかしやがって。お仕置きだぜ」
> 「お仕置きするなら、こいつからだろう」
> 示した先には、唯が捕まえられている。
> メモリ売買は、偶然見つけたメモリを売って大儲けした唯が始めたのだという。
> 「俺たちはミュージアムを継ぐもの。偉大なカリスマもいる」
> ミュージアムって名称、そのへんの高校生が知ってるものなんでしょうか。事
> 件後に報道されたのかな?

カリスマってのは黒若菜のことでいいのか。最後のめでたし、めでたしでEXEの方は放置ぎみのような気がしました。

> 1人が進み出て、アノマロカリスに変身。同じメモリって複数は存在しないん
> じゃなかったっけ?

劇場版の再生怪人と同じリクツなんでしょうか。

> 「行くぜ、フィリップ」『ジョーカー』「・・・いけね、また癖が」
> メモリを構え直して、ロストドライバーにセット、変身。
> 「俺は仮面ライダー、ジョーカー」
> 他の連中は唯を連れてさっさと引き揚げ。
> ダブルは飛んで来る弾丸を蹴り飛ばして接近、格闘戦で圧倒。
> 「これで決まりだ」『ジョーカー・マキシマムドライブ』
> ライダーパンチの一撃で終わり。

ライダーパンチとかキックはもっとためて言ってほしい、というのは昭和の繰言か。
なんだか、やさぐれ兄弟みたいだぞ。

> 「もう嫌です。何も知りたくない、したくない! 僕は、あなたみたいに強く
> ないんだ!」

こどもとはいえ、6年生なんだからもう少ししっかりしろ、と心に棚を作って説教したくなる。

> 「私は再起動し、この汚れた街を浄化する!」
> 「この街は汚れてなどいない! そう思うのは、おまえの心が歪んでいるから
> だ。風都を危機にさらすものは、この俺が許さん!」

すっかり昭和ライダーテイストが身についた照井。
まあ最初から「父よ、母よ、妹よ」だからしかたないか。

> 変身して突っ込むアクセルの前に、翔太郎が割り込む。
> 「頼む、待ってくれ照井。いま彼女を傷つけたら、フィリップはなんのために
> 命を投げ出したんだ!」
> 「来人が命を・・・いったいどういうこと?!」
> 「・・・フィリップは消えた。君を護るために、最後の力を振り絞り、地球の
> 中へと・・・」
> 若菜は泣きだし、緑の光となって消えた。

うっかりさんにもほどがある。(小枝調)

> 外国に行ったぐらいで、とバカにする晶に、本当はこの世から消えたのだと説
> 明する亜樹子。
> 「君にとってのお姉さんと同じ。いてくれないと何もできないぐらい、2人で
> 1人だったの。ずっと、やせ我慢してるんだよ」
> 「やせ我慢・・・それがハードボイルド」

ハードボイルドはGメン'75ぐらいしか(違)知りませんが、それだけではない気がする。

> そのとき、晶にEXEからメールが届いた。
> 探偵には見せるなと書いて、今すぐにアジトに来いと要求。

わかりやすい悪役。

> ○森
> 座り込んでいるシュラウドが、何を望む?と若菜に問う。
> 「再起動。そして、私なりのガイア・インパクト」
> 「そうか。あなたの知りたい答は、地球の本棚にある」
> 「・・・意外。あなたがこんなに素直に協力してくれるなんて」
> シュラウドは若菜の手をとる。
> 「家族だもの。若菜、あなたが思うようにするといいわ」
> 空を見上げるシュラウド。
> 「あなた・・・いま行くわ」
> 倒れる。
> 「・・・お母様!」

シュラウドが一番不完全燃焼な気がしますね〜。

> ○操車場跡
> リーダーの遠藤が、おいでおいでと晶に陽気に呼びかける。
> 「僕は、あなたたちなんて怖くありません。姉さんを返してください!」
> 弟が傷つけられるのを心配する唯は、晶のかばんに隠していたオーシャン・メ
> モリを取り出して見せる。
> レアだと喜んでいますが、マスカレイド以外はみんな同じでは。これまで出て
> ないという意味では確かにレアですけど。

園咲家の面々のと、井坂せんせのならレア感もあるんですが。

> メモリに注目が集まっている間に、逃げだす唯と晶。だが、すぐに取り囲まれ
> てしまった。
> コックローチ・ドーパント(これも再生怪人・・・)に変身してから追ってき
> た奴が、ハードボイルダーに跳ね飛ばされた。亜樹子も来ている。晶の靴に発
> 信機を付けていたのだ。

再生するのがよりによってこいつとは。まあ、例の動きがなかったので気持ち悪さはだいぶ減少。

> 「よう、晶。1人で踏ん張ったんだな。見直したぜ」
> 「翔太郎さんも、1人で踏ん張ってるから」
> ジョーカーに変身、ダーク^H^H^Hコックローチを蹴り飛ばす。
> その他の連中をぶちのめしたのは、照井。
> 「なんだ、おまえ?」
> 「俺に質問するな」

最終回まで持ちネタにはこだわる男、照井竜。

> コックローチがライダーキックで倒されると、遠藤たちもメモリを取り出すが、
> 照井とジョーカーが即座に制圧。
> 「出番がなかったなあ、エナジーさんよ」
> あとは俺の仕事だ、と照井。
> 踏みつぶされたメモリが『エッジ』と名乗ったのは、誰も聞いていない。

アルファベットにかぶりがあったの?

> 同じ広場で。
> じゃれながら帰る翔太郎たち4人の行く手をふさぐ男。よく見ると、あのペッ
> トショップの店員だ。
> 「偉そうに。なにが街の顔だよ!」
> エナジー・メモリで変身。皆を逃がそうとする翔太郎の背に、攻撃命中!
> 倒れる翔太郎。
> 「はっはっは。誰も知らない、俺がこの街でいちばん強いことを。EXEの真
> のヘッドだということを!」
> 去っていく男。

再起動うんぬんと言っていたのでカリスマではないんですよね。

> 「翔太郎君! 翔太郎君!!」
>
> 「再起動のためのすべてを閲覧した。・・・来人」
> 壊れた風都タワーが映り、若菜のシーンは1年前であることが確認できる。

カット・バックがわかりにくい。

> 目を開ける翔太郎。背中に浮かんでいるのは、鳥さんことエクストリーム・メ
> モリだ。翼でエナジーのエネルギー(変な表現(^^;)を受け止めたらしい。

一番ご都合もとい便利メカだった鳥さん。

> 「ははぁ・・・えっ?」
> 鳥さんから、フィリップ出現。
> 「やあ! 翔太郎」
> 「・・・なんでだよ」
> 「1年前、若菜姉さんが僕に体をくれたんだ」

飄々としているのはフィリップらしい。

> 微笑む若菜。
> 「来人! これが私の決めたガイア・インパクトよ」
> 緑のデータとなって、鳥さんの姿に。

結局、ガイア・インパクトもよくわからないまま。
加頭の人類ぽかん計画はなんとなくわかりましたが、あれはちょっと方向が変わってますよね。

> ○白い世界
> 「来人。私の体を、あなたにあげる」
> 1人分の体しか存在できないってのは、材料の問題なんでしょうか?

「わたしは2人分の材料を持ってきた」

って、'60年代のようにはいかない?

> 「あなたの相棒の泣き顔、見てられなかったんですもの」
> 「・・・」
> 「人類の未来のために地球を変えるのは、園咲の使命。でも、いちばんふさわ
> しいのは私じゃない、誰よりも優しいあなたよ、来人」
> 護星天使とも相談した方がいいのではないかと。
> 「でも、僕、どうやって」
> 冴子、琉兵衛、それにシュラウドも現れた。この期に及んでも包帯女ですか。

おっちゃん桜井侑斗ですら顔出し、クレジットがあったのに。

> 「答はそのうち見つかるわ。とりあえず、これからも、風都を護る風でいなさ
> い」
> 「私たちは、地球に選ばれた家族だからね。この星の中から、おまえを見守っ
> ているよ」
> 駆け寄ろうとするフィリップを制し、口々に別れを告げる。
> 「若菜姉さん・・・初めてもらったポストカードと同じ笑顔だ」
> 「バカ」
> 黒若菜じゃないヒーリング・プリンセス姿で泣きだす若菜を冴子が抱き、園咲
> 一家はフィリップだけを残して消えた。
> 「ありがとう」

やはりエピソードVI式か。

> ○広場
> 「体を復元しながら、僕はずっと君を見ていた」
> 「気のせいじゃなかったんだ」
> 「あたし、聞いてない」
> 晶と話をするフィリップに、突然大声をあげてしがみつく翔太郎。
> 「相変わらず全然ハードボイルドじゃないね」
> 「翔太郎君は完成されたハーフボイルドだからね!」
> 「んな完成したかねえ! わーっ!」
> どさくさまぎれに亜樹子も照井に抱きついている。
> 「こらーっ! さっきからなんだっ! 無視すんな!」
> 怒鳴ったのはエナジーの兄ちゃん。

電王になっている。

> 「おっといけねえ、忘れてたぜ。さあ行こうか、フィリップ」
> 「ああ、相棒」
> 「「変身!!」」
> 亜樹子がフィリップの体を受け止める。
> 「これこれ、やっぱこれよ〜」
> 主題歌をバックに、ルナトリガー、ヒートメタルと主要フォームを見せてから、
> 最後はジョーカーエクストリーム。

まあ、最後ですからな。

> 「決め台詞は忘れてないだろうね、翔太郎」
> 「あたりまえさ、フィリップ。街を泣かせる悪党に、俺たちが永遠に投げかけ
> 続けるあの言葉」
> 「「さあ、おまえの罪を数えろ」」

これぐらいはけれんだからヨシとしますか。

> 要するに、迷惑な一家の物語だったのか・・・
> 家族愛の物語として素直に感動できるかどうかは微妙です。

改心するのに伏線がなかったので、ちょっと唐突な感が残りました。
初めからダーク・サイドに落ちっぱなしだったし。

> 全体のノリは好きだったけど。
> 最終回も、単なるおまけの後日談でないところは良い。
> ハードボイルドとは程遠い、ほのぼのハッピーエンドになっちゃったのは、ま
> あ、仕方ないんでしょうね。

響鬼以来久しぶりにDVDもそろえるぐらい楽しめました。
ハードボイルド、ハードボイルドと翔太郎は連呼していましたが、ハーフボイルドでしたからね〜。
始まる前は「2人で変身? 目の中でけんかすんのか。(古)」と心配ばかりでしたが、このあたりはうまく消化しておもしろいものになったと思います。
冬はライダー大戦のパターンを踏襲するのか劇場版で戻ってくるそうですが、どうするのかな。
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恵畑俊彦  ebata@kpa.biglobe.ne.jp