竹の＠新潟工科大 です。

記事 <YAS.04Aug5041354@kirk.is.tsukuba.ac.jp> において 
yas@is.tsukuba.ac.jp (Yasushi Shinjo) さんは書きました:

> 最初、コンパイル時に libwnn.so.1 と言われたので
> 
>     % setenv LD_LIBRARY_PATH /usr/lib/locale/ja/wnn/lib
> 
> でコンパイルしたんだけど、結局、実行時にも必要でした。パスま
> で覚えてくれたらいいのに。それでも、LANG が C だとやはり 

----- Solaris 2.5.1 用の FAQ より -----
  とが多いようです．通常，共有ライブラリのパスの指定は「LD_LIBRARY_PATH」
  という環境変数に設定するので，
 
      % setenv LD_LIBRARY_PATH /usr/local/lib:/usr/X11R6/lib
     
  のように指定しておくとよいでしょう．
 
  　また，これ以外にもコンパイル時に「LD_RUN_PATH」という環境変数に同様の
  設定をしておくとLD_LIBRARY_PATHの設定をしなくてもよくなります．コンパイ
  ルした最後のリンク時に
 
      $ LD_RUN_PATH=/usr/X11R6/lib gcc -o execfile ika.c tako.c -L/usr/
      X11R6/lib ....
     
  あるいは，

      $ gcc -o execfile ika.c tako.c -R/usr/X11R6/lib -L/usr/X11R6/lib
      ....
     
  とすれば，OKです．それも面倒くさい場合には
 
      % make CC="LD_RUN_PATH=/usr/X11R6/lib gcc"
     
  としてコンパイルしてしまってもよいでしょう．
----- ここまで -----

私は通常 -R[directory] の方を使いますが、Solaris ではよくある手だ
と思います。ものによっては configure 時に LDFLAGS に -L[dir] 
-R[dir] をセットすることもあります。

うちで Solaris 2.6 で emacs 20.7 (正確には emcws ですが) をコンパ
イルしたときはこんな感じでした。

set prefix = /usr/local/editor
set targ = emacs-20.7
set wnnd = /usr/lib/locale/ja/wnn
set x11d = /usr/local/x11
../$targ/configure --prefix=$prefix \
    --bindir=$prefix/$targ/bin \
    --infodir=$prefix/$targ/info \
    --mandir=$prefix/$targ/man \
    --with-wnn6 \
    --with-wnn-includes=$wnnd/demo/include/wnn \
    --with-wnn-libraries="$wnnd/lib -R$wnn/lib" \
    --with-canna \
    --with-canna-includes=$editd/include \
    --with-canna-libraries="$editd/lib -R$editd/lib" \
    --with-x-app-default-path=$x11d/lib/X11/app-defaults \
    --with-x --with-x-toolkit=lucid --with-gcc

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 竹野茂治   〒945-1195 新潟工科大学 情報電子工学科 
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