Re: 官僚の逆襲政令に負けた「渡り」禁止法
村上新八 <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> writes:
> 8日の衆院予算委で、民主党の仙石由人議員は、改正公務員法では、化天下り官僚OBの「渡り」を禁止しているのに、11年施行までの間の特例として、改正法の理念を逸脱して、政令で「渡り」を認めているのは、おかしい、と厳しく麻生総理に迫った。
> 法で、「渡り」を禁止していのに、政令では、但し書きにある、渡り先の「企業の要請があった場合は、この限りではない」という文言が、「渡り」を骨抜きにするものだ、というのである。
> この問題については、自民党幹部のなかにも「おかしい」という声ばあるのだ。
> 「企業の要請」というのは、官僚OBの母体の省庁が無言の圧力を掛けるから、渡り先企業は、「要請」を出さざるを得ないのが実態なのだ。その要請をしないいと、後で省庁からしっぺ返しを食わされることになるからである。
> こんなことは、「天下り」慣行では常識的な悪弊なのである。この悪弊があるから、この「但し書き」が効力を発揮するのだ。
> これについて、麻生は「厳重にチェックする」と答えたのみであった。官僚の完全勝利である。
> こうして「渡り」を重ねて、その度に高額の退職金をせしめる、という悪弊は生き残り、天下り禁止法は骨抜きになってしまったのである。
> これが、官僚に牛耳られている自民党の実態なのだ。
> こんな政党は、一刻も早く政権から引きずり降ろさねば成らない。
不必要な渡りはどうかと思うけど、本当に必要な人材がくだらない嫉妬のために
無駄に人材を遊ばせておくほど日本という国は余裕があるんですかね。
この程度の例外規定はないと、むしろ困るのは会社のほうだと思いますが。
あと、前職のために就職が制限されるって、あきらかに憲法違反だと思うなぁ。
「職業選択の自由」を著しく制限してると思うのだけど。
その制限に合理性がない限りは、一切の制限はするべきじゃないと思う。
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