VMware Fusion の MacOSX 10.10 Yosemite ゲスト、Beam Sync無効化で高速化
新城@筑波大学です。こんちには。
Yasushi Shinjo <yas@is.tsukuba.ac.jp> writes:
> https://communities.vmware.com/message/2690459
> OS X 10.10.5 Yosemite VM freezes after Security Update 2017-003
このページですが、フリーズ回避の話の他に、「Der Flounder BeamOff
technique」という、Yosemite の高速化の話も書いてありました。
https://derflounder.wordpress.com/2014/12/13/improving-yosemite-vm-performance-in-vmware-fusion/
Improving Yosemite VM performance in VMware Fusion
December 13, 2014 rtrouton
VM で MacOSX を走らせると、画面がだいぶ遅いのですが、その原因は、beam
synchronization にあるというという話です。
原因が分かると、対策も分かります。、beam synchronization を無効化します。
このページに紹介されているのは、次のような方法です。
(1) Graphics Tools for Xcode をダウンロードする。
(次の Xcode 6.1 のものが良い。新しいものではメニューが違う。)
https://download.developer.apple.com/Developer_Tools/graphics_tools_for_xcode__xcode_6.1/graphicstools_for_xcode_6.1.dmg
(2) Quartz Debug.app を実行する。
(3) Beam Sync を Disable にする。
これで、VM の中のアプリケーションがきびきび動くようになりました。
Security Update 2017-003 でフリーズしたのは、困りまたが、こういう副産物が
見つかったのは、良かったです。
Quartz Debug.app ではなくて、専用の簡単なプログラムを実行するという方法も
あります。上のページには、そのソースーコードへのリンクと、
/Library/LaunchAgents に置く plist やインストーラもあります。これらは試し
てしません。
\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 情報工学 \\
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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