「級数の和」はどう定義されるべきか?
kounoike@mbh.nifty.com wrote:
>
> 鴻池です。
>
> "M_SHIRAISHI" <eurms@apionet.or.jp> wrote in message
> news:800c7853.0412080328.11a55b88@posting.google.com...
> >
> > 初項(第0項)は 1, 第1項は 1/2, 第2項は 1/3,・・・, 第(n-1)項は 1/n,
> > 第n項は -log n。
>
> 0項なんて項はあるんですか。
ソチたちは、高校ないしは大学において、「第1項のことを初項と呼ぶ」と習った
のであろうが、この考えは「もう古い」のだと考えよ。 ヽ(^。^)ノ
# 「自然数は、1からではなくて、0から始まる」と考えるべきなのだ。
なんとならば、アラビア式記数法(本当は、“インド式記数法”と呼ぶのが
正しいだろうがw)を採る限り、十、二十、三十、・・・ は、それぞれ
10, 20, 30,・・・ と書かれる。 10, 20, 30,・・・ が自然数であること
に議論の余地は無い。 10, 20, 30,・・・ で“0”という記号を使っていながら、
数としての 0 を自然数に含めないのは「不合理」--- と言わぬ迄も「不便」---
だからだ。
> 第(n-1)項は 1/nで第n項は -log n。って
> どうやればそんな解釈になるんですか。上の式でnは1から始まらないと
> 式としても成り立たないじゃないですか。nに0を入れればはじめから 1/n
> をどう解釈するんですか。
「第(n-1)項は 1/n」なのだから、n=1 を代入すれば、「第0項は 1」って
ことになるな。 ヽ(^。^)ノ
# 第(n-1)項までは「規則性」があるのに、第n項では、その規則性が破れて
いきなり -log n となるのは「不自然」と言えば、確かに、不自然ではあるが、
一般の函数でもそのようなことは、ちょくちょく在ることだな。 特に、不連続
函数の場合などに。 尚、数列は、自然数を定義域とする函数とみなして差し支え
無い。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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