Yuzuru Hiraga <hiraga@slis.tsukuba.ac.jp> wrote in message news:<40725697.4020501@slis.tsukuba.ac.jp>... 
> 
> 確かに『解析概論』の中でもここの部分の説明のまずさは
> 昔から言われていることではありますが。
> その点で上は「恐らくは、何かからの「孫引き」であろうと思われる」
> だけど「≪錯誤≫」ねえ。


然り。 ≪錯誤≫だ。 しかも、「錯誤であること」が〔(反論の余地が無い程)明解に
証明のできる≪錯誤≫〕だ。

# "源内13世"には、多分、その証明はできぬ --- 何せ、かの高木貞治(ないしは、
Cauchy?)ですら気づかなかった≪錯誤≫だから --- であろうが、余の「解答」を
見る機会があったなら、首肯せざるを得ぬであろう。  Thus I predict.



> # にしてもなんでいきなり「孫引き」なんだ?


Cauchy の書いたものが源泉だろうと想像するのだけど、何せ、Cauchy は「物凄く
多産な数学者」で、書いた論文の数は軽く500を超えているそうだから(そのぶん
間違い/失敗作も多かったw)文献の調査は容易ではないのだよ。 ヽ(^。^)ノ


> > "f'(x)・△x を点x における函数y=f(x) の微分と名づけて、それを dy で表わすことに
> > する.すなわちこの定義によれば
> 
> いっちゃんまずいのは、上の引用文の冒頭部分、p.36 下の
> 「そこで      y の主要部分なる...」
> をなぜか切っちゃったことで、これでは何の話かわからない。
>       x,       y のなんたるかぐらいの説明も入れるべきだし。


△x が何を意味してるかなんて、高校の数学教科書にも載っているような「常識」
だワな。 ヽ(^。^)ノ

このクイズに挑戦しようとする読者で、もし仮に、そういうことの意味が分からない
のであれば、直接、『解析概論』↓

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000051717/qid=1081265202/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-1197320-2505144

を紐解いて見れば済むこと。