Otsuka Katsumi <otuka@ipc.kajima.co.jp> wrote in message news:<40174D3A.F1EA5AC0@ipc.kajima.co.jp>...
> では、次のような場合はどうでしょうか。
> 
> 大道で賭博をやっている男がいます。1000枚の伏せたカードから
> 当たりのカードを選ぶことができたら掛け金を100倍にして返すという
> のです。
> あなたがカードを選ぶと、男は残りのカードをランダムにひっくり返
> していき998枚までひっくり返してもあたりのカードは出てきません。
> はたしてあなたのカードが当たっている確率は?
> 
> 
> 勿論、男が本当にランダムにカードをひっくり返していたのならば
> 確率は1/2だと私も思います。しかし、カードに仕掛けがあって、男には
> 最初から当たりのカードが判っており、一見ランダムに見せながら
> 当たりのカードを避けてひっくり返していたとしたら、どうでしょうか。
> 私には当たっている確率は1/1000でしかないと思うのですが、M_SHIRAISHI
> さんはこの場合でも「勿論、1/2 です。」と仰るのでしょうか。


「かの人物は、ランダムにカードを開いていっている様に見せかけ
ているが、実はそうじゃないぞ」と、私が、賢明にも(!)、見破った
ならば、私は「自分のカードが当たっている確率は0 --- 1/1000じゃ
なく(!) --- だな」と判断するでしょう。

しかし、不幸にも、それが見破れなかった場合、私は「自分のカードが
当たっている確率は 1/2 だ」と判断するでしょう。