Quiz_MS_23x2003
次の問題:
「図 http://www.apionet.or.jp/~eurms/quiz_23x2003.html で、区画 A,B,C,D は
合同であって、それらの場所にはビルが建っており、境界には同じ広さの道路が引かれている
ものとする。 今、或る人が地点aから出発して、最短のルートを通って、地点iまで到達する
場合、この人が地点eを通る確率はいくらか?」
に対して、P君とQ君とが、以下のような解答を出した:−
P君の解答:
地点aから出発して地点iまで到達する最短のルートは、≪a→b→c→d→i≫,
≪a→b→e→d→i≫,≪a→b→e→h→i≫,・・・・,≪a→d→g→h→i≫ など
全部で6通り在り、その人がこれらのうちのどのルートを選ぶのも同様に確からしい。
そして、これらの6つのルートのうち、地点eを通るルートは、≪a→b→e→d→i≫,
≪a→b→e→h→i≫,≪a→d→e→d→i≫,≪a→d→e→h→i≫ の4通りである。
従って、求める確率は 4/6(=2/3)である。
Q君の解答:
地点aから出発するに際して、その人は、地点bを通るルートを選ぶか地点fを通るルート
を選ぶかの二者択一をしなければならず、そのどちらを選ぶ確率も等しく 1/2 の筈である。
そして、仮に地点bを通るルートを選んだ場合、地点bに達したときに今度は、地点cを
通るルートを選ぶか地点eを通るルートを選ぶかの二者択一をしなければならず、その
どちらを選ぶ確率もやはり 1/2 の筈である。従って、aから出発して、bを通り、eに到る
確率は、(1/2)x(1/2)=1/4 の筈である。そして、同様なことがaから出発して、fを通り、
eに到るルートに関しても言えるので、後者のルートを通る確率も 1/4 の筈である。
しかるに、地点eを通って地点iに到るルートは、これらの二通りに類別される。
よって、求める確率は 1/4 + 1/4(=1/2)である。
# さて、諸賢は、P君の解答とQ君の解答のどちらが正しいとお考えであろうか?
或いは、P君の解答もQ君の解答も両方とも共に正しいとお考えであろうか?
それとも、P君の解答もQ君の解答も間違いであって、正解は別にあるとお考えであろうか?
或いは又、P君の解答もQ君の解答も両方とも共に正しいのみならず、正解は無限に在りえる
とお考えであろうか? それとも又、何んぞ異議がお在りであろうか???
理由を付して答えられたし。
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