Path: ccsf.homeunix.org!ccsf.homeunix.org!news1.wakwak.com!nf1.xephion.ne.jp!onion.ish.org!news.daionet.gr.jp!news.yamada.gr.jp!newsfeed.media.kyoto-u.ac.jp!priapus.visi.com!news-out.visi.com!petbe.visi.com!newsfeed.berkeley.edu!ucberkeley!sn-xit-02!sn-xit-04!sn-xit-06!sn-xit-09!supernews.com!postnews1.google.com!not-for-mail From: eurms@apionet.or.jp (M_SHIRAISHI) Newsgroups: fj.sci.philosophy Subject: Re: =?ISO-2022-JP?Q?=1B$BHs%"%j%9%H%F%l%9E*O@M}3X=1B(B?= Date: 8 Oct 2003 08:37:29 -0700 Organization: http://groups.google.com Lines: 59 Message-ID: <800c7853.0310080737.49fa1ca@posting.google.com> References: <3f7e46d2_1@127.0.0.1> NNTP-Posting-Host: 210.232.57.13 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Trace: posting.google.com 1065627450 19173 127.0.0.1 (8 Oct 2003 15:37:30 GMT) X-Complaints-To: groups-abuse@google.com NNTP-Posting-Date: Wed, 8 Oct 2003 15:37:30 +0000 (UTC) Xref: ccsf.homeunix.org fj.sci.philosophy:61 SEO Shirou wrote in message news:<3f7e46d2_1@127.0.0.1>... > > カントは形式論理学としては、伝統的論理学をそのまま認め、アリストテレスによっ > て完成されたと考えましたが、そう考えたのであってこれそう取り決めたのであっ > て、べつに、絶対的見地において正しいと判断してるわけではないと思います。カ > ントは形式論理学とは別に、先見的論理学を加えてますね。 #“*先見*的論理学”ではなくて、“*先験*的論理学(transzendental Logik)”! Kantの馬鹿は、アリストテレス流の論理学を「完全に誤解」し、論理学とは殆んど 何の関係も無い「認識論的ガラクタ」を“先験的論理学”と称して喧伝し、後世に 恥を晒しています。 Kantと同時代にあって、Kantのそのような認識を痛烈に批判した碩学が、隣国: オーストリアにいた。 その人の名を Bernhard Bolzano と言う。 彼は、自国:オーストリア・ハンガリー帝国(ハプスブルグ王朝)の軍国主義的政策 を批判したが為に、大学(プラハ大学)の教授の職を追われ、その著書は、すべて、 発禁処分とされた。 彼の論理学・数学上の業績は、今日、高く評価されていること は知る人ぞ知る。 一方、彼に弾圧でもって臨んだハプスブルグ王朝は滅亡して、 今は無い。 > 論理学という言葉は、もともとはロゴスの学です “ロゴスの学”などと「誤解」するようになったのは、西欧中世からのことであって、 アリストテレス本人は、そのようには考えてはおらず、アナリティケー(分析学)と 呼んで、諸学を志す者が、真っ先に学んでおくべき学問と規定していました。 > ヘーゲルの論理学はこうしたものではないでしょうか。 “イカレHege”は“馬鹿Kant”よりも、更に一段と、アリストテレス流の論理学を誤解 しており、現代の大半の論理学者の嘲笑の的になっています。 ヽ(^。^)ノ > アリストテレスの論理学を越えるということは、 > 近代科学という側面からかんがえれば、二値的な論理から近代科学が提起する > 多値的(=非アリストテレス的)論理への転換と考えれば、よいのではないでしょう > か。 多値的論理(ないしは“様相論理”)も、アリストテレスが「先駆者」です。 現代的観点から見て、アリストテレス流の論理学に欠けていたものは 1)仮言命題に対しての分析が全く見られないこと と 2)全称記号などを欠いていて、記号的処理がつたないこと などでしょう。 M_SHIRAISHI @ The_New_York_Academy_of_Sciences http://www.apionet.or.jp/~eurms/Ronri_Kaikaku.html