BSE
あからさまな形でアメリカ産牛肉輸入への圧力がかかって来ている。
EUではまだ輸入解禁の話が聞こえてこない。(アメリカ産は餌の問題で禁輸措置中)
日本からの要求をほとんど拒否しほとんど無管理状態のアメリカ産牛肉を輸入し
国民の健康に重大な危険にさらそうとしている。日本の官僚と政治家は
BSEから人への感染の潜伏期間が長いことを拠り所として、感染の隠蔽が
出来ると踏んでいて、なおかつ国民が輸入解禁を要求したとの形を取りたいため、
吉野屋の一日牛丼復活劇や05年1月半ばから2月半ばに掛けて集中的に、
TV CMを流した。小川の「ビーフでハッスルハッスル」「ポークでハッスルハッ
スル」
「チキンでハッスルハッスル」最後にテロップで1秒ぐらい「日本食肉組合」?
と流した。また輸入再開が遡上に上ったところで流すのだろう。この一連の
動きは記憶しておくに値するだろう。
日本がアメリカの要求に従わざるを得ない元凶は「日米安全保障条約」
前文および2条の経済条項にある。
BSEの原因物質とか感染について科学的にはほとんど判っていない状況で
安全危険の論議は尽くされていない。欠陥ながらも少なくとも全頭検査を
実施している日本の現状はより良い体性と云うべきこと。
決して「世界の非常識」というものではない。
尤も私としては2008年末までは牛肉を食する意思は無い。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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