ドイツ首相シュレーダー
インターネットで下記のような一文を見つけました。 大変歴史を考え
るうえで参考になりました。
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1日、ワルシャワ蜂起60周年記念式典が行われ、シュレーダー首相が
ドイツの首相として初めて式典に参加した。
第二次世界大戦中、ナチスの占領下にあったワルシャワで、1944年8月
1日、地下組織がナチスドイツ軍に対して一斉蜂起した。しかし63日
間に及んだワルシャワ蜂起は鎮圧され、ナチスはワルシャワ市民を大量
虐殺した上、ワルシャワの街をほとんど破壊してしまった。この蜂起に
よるポーランドの死者は20万人にもなったという。私は見ていないが「
戦場のピアニスト」という映画は、このワルシャワ蜂起を素材にした映
画だというそうだ。
このワルシャワ蜂起60周年記念式典にドイツ首相が参加した。かって
自国の軍隊が侵略し、暴虐を尽くした地の、その記念式典に参加するの
だ。招待したポーランド政府も、これを受けて参加したドイツ首相も、
大きな決断だったろうと思うが、大きな意味を持っていると思う。
さらに驚くことには、いやいやこれは驚くことではない。こうでなけれ
ばならないことだが、シュレーダー首相は、蜂起に加わった元兵士や市
民ら数千人の前で演説して、「ナチスの犯罪はドイツの恥」と謝罪した。
「ポーランド人が誇りに思い、またドイツの恥を示すこの場所から、和
解と平和を希望したい。ナチスの暴虐に立ち向かった人々に感謝する」
とまで述べたという。
これが本当の謝罪であり、過去の忌々しい歴史への反省であろう。ワル
シャワ市民は、この演説に拍手で答えたという。ここから過去の清算が
なされ、両国の友好善隣関係が強固に築かれるのであろう。
http://03.members.goo.ne.jp/~member/diary1st.cgi?&id=karakaji&loc=goo&cmd=edit&num=130
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